2025年3月8日土曜日

追い出し行為

 今日の深夜、阪神の某駅(なぜ隠す)

駅に入ると、前に個人タクシー

2台目につける

ほどなく、後からまた個人

個人に挟まれた…

後にた個人のおっさんは車を出て、俺を素通りして前の個人と話し始める

時折俺を見ながら、まず居心地を悪くさせようとする戦略

お決まりのやつである

見て見ぬふりをして、スマホで動画を見ていた

前の個人が乗車して出ていくと、今度は俺の方に来た

「お前、ここで何してるんや?」

「お客さん待機してるんですけど」

「さっき寝とったやろ」

「いえ、寝てませんが」

「寝とったやろがー!!」

でかい声を張り上げた

「えらい怖いな、あんた」

ここからややため口にする

「出ていけや!こらー!」

こういうおっさんタクシードライバーって、なぜかチビかデブ、またはその両方

このおっさんはデブ

60前後かな、髪は今や化石となったリーゼント風

そこでお客さんが来た

若い女性で、おそらく一部始終を見ていたのやろ

こんなんやから、タクシーは馬鹿にされるし、若いやつらも入ってきてもすぐにやめてしまう

チビやデブのおっさんが怖いわけではなくて、こんなアホらしい世界で働らく意欲が失せるやろな

時間が経てば、あーいうやつらは自然と消えていくと思っていたが、

まだまだおるなー


3月7日(金) 57,950 36回

3月累計 2乗務 112,040 平均 56,020

こういういざこざって、結局暇やから起こる

忙しく動いてたら、こんなことしてる暇ないからなー


 


2025年3月6日木曜日

2月まとめ

少し遅れたが、2月乗務の売り上げまとめをしてみよう

2月3日(月) 73,970 27回
2月5日(水) 48,090 37回
2月7日(金) 60,450 36回
2月9日(日) 49,000 38回
2月11日(火) 53,910 37回
2月13日(木) 49,270 32回
2月15日(土) 71,340 34回
2月17日(月) 60,450 41回
2月19日(水) 59,200 41回
2月21日(金) 70,760 36回
2月23日(日) 59,910 38回
2月25日(火) 57,150 34回

2月12乗務 713,500 平均59,458

2月は悪かったイメージあるけど、7万超え2回、5万切りが3回

2勝3敗か

目標の6万平均にやや届かず

3月がんばろう

3月5日(水) 54,090 35回




2025年2月22日土曜日

受験シーズン

 今日は息子の受験の合格発表やった。

保護者も入って良いようで、仕事を途中で抜けて発表を見に行った。

14時から発表で、体育館に入って待つ。

めちゃめちゃ緊張した

14時になると、ステージの幕が上がる(なんの演出やねん)

メガネを忘れていったので、最初よく見えず、

もし落ちてると思うと、見たくない気持ちもあり

…あった

良かったー

とプライベートの話(誰も読んでないから)

これで大学受験の息子と合わせて、我が家の受験戦争は終わった。

コロナやインフル持って帰ったらえらいことやから、気使ったわ。

ただ、がんばって良い学校は行っても、

親父がタクシー運転手

と分かれば、冷たい目で世間で見られる…

子どもたちにまでそんなものを背負わせたくないな


2月21日(金) 70,760 36回

夕方までは最悪の金曜日やったが、

夜になって、22時過ぎ、宝塚経由三田1.8万

さらに帰ってきて三宮から塚口1.5万

合格発表と合わせて良い日やった。



2025年2月20日木曜日

血だらけや

 深夜0時過ぎ、某病院に配車を受けた

深夜の病院は少し期待する

電車がないので、家まで帰るとすれば結構距離が出ることが多い

配車先の病院に着くと、夜間入口で座ってる男性が見えた

あの人か

目の前に付けているので、報告に出るまでもないと待つ(寒いしな)

しかし男性、一向に顔を上げず、動こうともしない。

しびれをきらして、車を出て声をかけようかと思ったところで、中で警備員さんが声をかけてくれたようだ。

ようやく、顔を上げて、こちらに向かってきた。

乗車して、

「どちらに行かれますか」

「住吉」

「住吉のどちらですか」

「あー?、あー…」

あー、これややこしいやつか。

ある程度は覚悟していたものの、もう一度身構える。

ここからは経験値がものを言う。

とにかくタクシーの鉄則は「客に話をさせること」

こちら側にとって良い意味で、客のペースにさせることが大事である。

こっちのペースに持ってこようとするとトラブルになる。

この場合、「どちらなんですか!はっきりしてください」なんて少し声を荒げると、余計に時間がかかって自分が損をすることになる。

「とりあえず住吉方面向かいますね」

「…ここどこや?」

「××病院ですよ」

「どこやそれ?」

「救急車で来られたんですか?」

「そうや」

「どうされたんですか」

「どうもこうも、もう血だらけやで」

薄ら笑いを浮かべている。

「血だらけ?ですか」

「そうや、もう血だらけでな。警察は来るわ、大騒ぎや」

「誰の血ですか?」

「俺のや、当たり前やろ」

「ケガされたんですか」

「どっかにぶつけたんやろな。まあびっくりしたわ」

「なんで警察が来るんですか?」

「俺が電話で言うたんやろな」

「何をですか?」

「誰かに殴られたって」

「殴られたんですか?」

「・・・」

いわゆる「かまってほしかった」ってやつか(子どもか)

「大丈夫なんですか?」

「もう大丈夫や」

「それは良かったです」

「酔っぱらってな。血だらけになって、警察来て、『あー、俺そういう人なんや』って思ったわ」

自虐的に笑い始めた。

『俺、そういう人なんや』

なんか深いな。残る。

「住吉まで来ましたけど、どの辺ですか」

「神戸屋のあたりで」

「わかりました」

これがプロの対応っちゅうやつや(言うほどのもんか)


2月19日(水) 59,200 41回

相変わらず苦しい流れではあったが、

晩飯前に三木

最終も高速6千円口で形出来た。



2025年2月14日金曜日

タクシーが少なくなった?

 「タクシーがなかなか捕まらなくて」

「タクシー少なくなりましたよね」

こんな話をよく聞くが、

消費者、利用者というのは、10回のうち1回でも自分の思い通りに必要なものを手に入れることが出来ないとストレスを感じるものである。

スーパーに砂糖を買いに行って、なければ

このスーパーはどうなってんねん

と憤る

今まで何度もそのスーパーで砂糖だけでなく、しょう油や塩を問題なく購入していた経験があっても、そんなことは忘れてしまう。

そして、家族や近所の人に言ってまわる

「あそこのスーパーには砂糖がない」

「市場に砂糖がなくなっている。大変だ」

確かに、この場合砂糖のようなコアな商品を切らしてしまうスーパーにも問題はある。

要するに、タクシーというサービスが今やスーパーにおける砂糖のような存在になってきたということである。

以前はニンジン程度(なくてもなんとかなる)やった。

それはやはり高齢化社会によって、高齢者が増えたことに加え、高齢者を送迎する現役世代の割合が急速に減少していることが大きな原因だろう。

また現代の高齢者の貯蓄は多く、現役世代の収入も向上していることで、相対的にタクシーの料金の割高感がなくなってきていることもあげられる。

そしてアプリの普及などにより夜に動く若者のタクシーの利用がやや増加傾向にある一方高齢のドライバーが増えてきたことで、夜に動くドライバーが減ってきていることもある。

結論から言って、現在のタクシーの供給量においてもまだ十分に需要に対応出来るポテンシャルはある。

それはIT技術を使ってエリアと時間帯の効率化をすればという前提になり、他のどの業界においてもそのように効率化が図られ、収益性も上がっている。

それなのになぜかタクシーだけはDX化や効率化よりも先に

量を増やせ

という議論になる。

またその辺を話せば長くなるので、今回はこのへんで(誰も読んでないから)


2月13日(金) 49,270 32回

2月度累計 740,520 13乗務 平均56,963

月度締め日の乗務でなんとか挽回しようとがんばったが、

最後まで苦戦で終わった

まだまだ苦しい季節が続くなぁ

2月末から3月前半は最も悪い時期の一つというイメージがある


 

2025年2月10日月曜日

50万の壁


今日は日曜出勤で、朝は道路の凍結も心配だったので、遅めの出勤やった。

車庫で車両の点検、清掃などしていると、先輩乗務員と目が合ったので、あいさつした。

「最近どうですか?」

非常に月並みなあいさつである。

「あかんなぁ」

月並な返事の後に先輩は続ける。

「わしも今年65になるからな。年金もらえんねん」

長いこと業界にいると、年金をもらい始めることを嬉しそうに話されたことは1回や2回ではない。

「良いですねぇ」

「いや、良いことばかりでもないで。50万の壁があるからな」

「はぁ…」

この50万の壁もよく聞く話である。

要するに、年金と給与収入の合計が50万を超えた部分は年金の支給が半額になるという、

ちょっと前まで大阪地区で流行った

『メーター5000円以上半額』

に似た制度である(似てるのか)。

それにしても65歳にもなって、まだそんなん心配なくらいに仕事するつもりか。

というか、この50万の壁のせいで仕事をセーブしているドライバーはめちゃめちゃ多い。

何せ大阪あたりでは、タクドラの平均年齢が65近い(全国平均57.6歳[2024年])わけやから、そら年金組も多いわけである。

そしてこの50万の壁は近いうちに見直しが検討されている。

年金と合わせて50万というのは、タクシーの仕事においてはすごく微妙な金額なんよな。

ゆっくりやれば20万、がんばれば40〜50万くらいの感じやから。

まあ今は(65歳以上は)がんばってはいけないことになる。

しかし、制度が見直されれば、

がんばる高齢ドライバーが増えるんやろな…

良いのか悪いのか。

2月9日(日)

2025年2月8日土曜日

寒い!

これだけ寒いと、さすがに人は出てこない。

朝晩は神戸でも氷点下。

今日も苦しい金曜日やった。

灘の常時行列の人気ラーメン店「歴史を刻め」にも(寒すぎて?)外に列がないのを始めてみた。

しかし、昼間も夜も、ポートアイランドに行って、帰りも乗せて帰る「ポーアイダブル」でなんとか6万には届いた。

2月7日(金) 60,450 36回
2月度累計 588,290 10乗務 平均 58,829

自分の夕食は、摩耶のラーメンたろう はなれ



2025年2月6日木曜日

最寄りのラブホテルまで

 2月5日(水) 48,090 37回

2月度累計 527,840 9乗務 平均58,648

今日も苦しかった

とにかく寒かった

比較的暖かい神戸でも夜は氷点下

人も出てこないよな

最後は阪神駅乗り場で果てていたら、

若い男女に起こされる

最寄りのラブホテルまで

テンション高い…

「900円です」

こっちはテンション下がるわ





2025年2月4日火曜日

仕事のクオリティ

 2月3日(月) 73,920 27回

今日はラッキーやった。

最終市立ひらかた病院

久々メーター2万越え(21,780)

しかし仕事のクオリティはいまいちやった…

タクシーというのは、料金が上がるほどに仕事の質が落ちる傾向にある。

そればっかりではないが(空港とか決まった場所なら質は保てるよな)



2025年2月1日土曜日

ひどい金曜日

 ひどい金曜日やった

神戸ではルミナリエもやってるのに

春節の中国人も来てるはずなのに(中国人観光客の乗車1回あったが)

そんな中ふと思ったのは、

タクシーって自由すぎるのかもしれへん

誰からも何かを強制されるでも、指示されるでもなく

自由さが、この仕事の良いところ

しかし、誰しも自分に厳しくなれない

服装、身だしなみだったり(ここが一番大きいかもな)

時間管理

お客さんへの対応だったり

どうしても、緩さ、甘さが出てくる

それが、世間的には許されへんレベルで

馬鹿にされる…

どうしたら良いんやろ

1月31日(金) 54,910 45回

1月度累計 405,830 7乗務 平均57,975



2025年1月30日木曜日

ルミナリエ

1月27日(月) 62,180 37回

この仕事を最後にしよう

近場で良い

と思ったときほど、遠方に当たるものである

最終西神狩場台

万収も、最後は記憶が飛びそうになるくらい疲れた

ブログも書けずやった


1月29日(水) 50,580 27回

 今週からルミナリエが始まっていて、

旧正月

今日は稼ぐぞ

と勇んだときほど、あがらないものである

ルミナリエ会場も、期待した中国系、韓国系の人はあまり見なかった…

午前中に寒い中、タイヤホイールを磨いて

その後すぐに大阪!靭本町

よっしゃ

と思ったものの、夕方から夜にかけて急減速


1月度累計 350,920 6乗務 平均 58,486





2025年1月25日土曜日

老々介護

 夜22時頃やったやろか

K医療センターから乗車のご老人

「夜遅くまで(電話受け)やってるんですね。助かりました」

「夜は車少ないですけど」

「それでも来てくれて助かりました。来るときは救急車やったんで」

「…救急車ですか。どうされたんですか?」

「いや、わたしやなくて、親父がね。しんどい、しんどい言うから」

「親父さんですか。おいくつになられるんですか?」

「98です」

「はぁー」

「完全老々介護ですわ。つらいですよ。昨年母親と妹が立て続けに亡くなって。わたし一人で父の介護ですわ」

「お母さんと…妹さんもですか」

「そう、妹はショックやったわ。あっちゅう間やった。骨髄の病気で、輸血して繋いでたけど、退院してその次の日に亡くなってしまった」

「はぁ…妹さんはまだ若かったんちゃいますか」

「71やったかな。父や母の介護で唯一いろいろ本音で話せる人やったから。相談する人がいるって全然ちゃいますよ」

「そうでしょうね」

そうこう話してたら、目的地に着いた。

「このあたりでよろしいですか?」

「はい、その角に停めてください」

「3,700円です」

老人男性は4千円を置いて、

「運転手さん(おつりは)もうええわ。話聞いてもらって、なんか気が少し楽になったわ。ほんまありがとう!」

何も大したことはしてないけど、自分が役に立った実感はある。

しかしこの300円重いわ。


1月24日(金) 61,180円 42回

1月度累計 238,160 4乗務 平均 59,540

今日からルミナリエ、といっても三宮周辺ほとんど行けず

苦戦しながらも、駅から単発乗車の地上戦を張って、なんとか6万超え




2025年1月23日木曜日

神戸は雪は降らないんですか?

 昼過ぎ、ある酒蔵からの配車

60代くらいの男性が7,8名、2台に別れて乗り込んだ。

何やら強い東北なまりっぽい

「この辺は雪は降らないんですか?」

「はい、ほとんど降りませんねぇ。先週少しちらつきましたけど、珍しいですよ」

「へぇー…」

「どちらから来られたんですか?」

「青森です」

「青森ですか!向こうは雪すごいんですよね?」

「そら、すごいよ。このくらいの幅(約9メートル幅)の道が路肩に雪積もってっから、1車線よ」

「それなら神戸は暖かいでしょう」

「さっき13度って聞いてびっくりしたわ。天国みたい。朝からもうビール3杯ほど飲んでっけど、これから中華街行って、また飲むんですよ」

「いいですね(笑)」

今日は神戸でも特に暖かかくて、昼間は久々に上着を脱いで営業してた。


1月20日(月) 57,910 47回

月曜は昼間はさっぱりで、過去最低売上(3万円台)になるかと覚悟したが、夜は結構動いて形作れた。


1月22日(水) 59,180 39回

1月度累計 176,980 3乗務 平均 58,993

今日も苦しい闘いやったが、終電終わった後に若い女性2名が乗り込んできて、JR駅から最寄りの阪神駅へ

阪神駅から西宮の松園町へ

芦屋の飲み屋ビルのあたりで仮眠してたら、若者が乗り込んできて深江浜へ

帰ろうとしたらまた深江から芦屋へ

GO(アプリ)配車なしで1万近く出来た。

1月度は苦しいが、なんとかかんとか持ちこたえてるか。


住吉山手で目撃したイノシシ


2025年1月18日土曜日

震災から30年

 2025年1月17日

阪神淡路大震災から30年

震災の発生時間、5時46分から東遊園地では慰霊式典が行われていた

そんな日の神戸

いつもと変わらない人、風景

今日も40回、60名以上の乗客と接して、いろいろな話をしたが、

震災の話をした人はいなかった

偶然だろうか

ラジオ、テレビも神戸の震災一色だった

実際に震災を経験した人たちにとって、どのような想いがあったのだろう

もうええでっしゃろ(どっかで聞いたな)

というのとも違うのかもしれない

いつもと変わらない毎日

また明日は何が起きるか分からないが、

今日も普通の一日を楽しみたい

昼頃に文鳥を入れた大きな鳥かごを持った高校生の女の子が乗車してきた

「カインズホームまでお願いします」

「その鳥を預けに行くの?」

「はい、新潟まで祖父の葬式に行かなくてはいけなくなって」

「大変ですねぇ」

「受験生なんですけど、もう推薦で決まったんで。(明日からの)共通テスト一応申込はしてあるんですけど」

「そうなんや。気を付けてね」

震災を知らない世代、神戸が震災を乗り越えたのかどうかは分からないが、新しい世代が、新しい日々を作っている


1月17日(金) 60,090 47回



2025年1月16日木曜日

西宮のそば辰さん分かる?

 芦屋から乗車のマダム

「西宮のそば辰さん分かる?」

「…えー」

「まあ良いわ、とりあえずイナイチ(171号線)入って。あと言うわ」

「わかりました」

あー、そういうの、ドライバー知ってないとあかんのやろな

すぐさまスマホで「そば辰」を検索する

口コミ739件 星4.1か

近くまで来るとマダムが言う

「ここがさっき言ったそば辰さんね。注文してから天ぷら揚げて、そばゆで始めるから、少し時間かかるけど、すごく美味しいわよ」

「はぁ…」

「奥にカフェがあって、タクシーのドライバーさんなんかも良く来てるわよ」

「駐車場しっかりありますもんね。今は(昼時で)いっぱいですけど」

「運転手さんも機会あったら行ってみて。時間取れるとき、『休憩時間を買う』っていうイメージね」

このマダム、的を射たこと言うやないか

「はい、是非言ってみます」

こういう情報ありがたいね


1月15日(水) 営収65,670 34回

1月度累計 850,470 13乗務 平均 65,420

神戸から伊丹空港という仕事は意外に少なく

先週何年ぶりかに伊丹空港に行ったが、

今日朝イチ伊丹、昼にもう一発伊丹

午前中だけで2回

信じられへんけど、こういうのがあるからこの仕事やめられへん

今日は締め日

85万超えは初めてかな


満月は昨日(14日)らしいが、月がきれいな夜やった


2025年1月8日水曜日

俺、情報屋やねん

 22時過ぎやった

乗るなり、ブツブツ言っていて

変なん来た

身構える

案の定

「俺な、追われてんねん」

「そうなんですか」

あー、面倒なパターン

でも、聞いてほしいんやろな

「なんで追われてるんですか」

「アメリカとか、韓国とかのな、情報どんどん漏らしてるんや。俺、情報屋やねん」

「(笑)…いや、すみません、笑いごとやないですね:

「笑いごとちゃうで、大変なんや」

「どんな情報を漏らしてるんですか」

「エフェドリンって知ってるか?」

「…いや、存じませんが」

「エフェドリンから、アンフェタミンを作るねん」

「…」

「要するに麻薬や。麻黄って言ってな、要するに、覚醒剤や」

「はぁ」

「D製薬(大手製薬会社)の『ヒロポン』て知らん?」

「いや…」

「昔タクシー運転手が、今はあかんのやろうけど、3日も寝ずに、立て続けに走ってたのんな、あれヒロポン飲んでたねん」

「ヒロポン…」

「麻薬や」

「はぁ(相槌めんどくせー!)」

「とにかくな、そんなん俺全部知ってんねん。政治家が裏で何してたとかな。朴正熙とか、日本の亀井静香とか、みんな悪いことしてんねん!」

「着きましたよ。ありがとうございます!」

大体あなた、それをタクドラに話して、一体なんの意味があるねん(こうやってブログに書いてもらったら意味あるやん)

1月7日(火) 61,180 45回



2025年1月6日月曜日

まだ神戸では見たことないです

 「なんかGOのアプリ開けたら、『ライドシェア希望しますか?』みたいなメッセージが出てくるんやけど、これ何なんですか?」

「ライドシェアですか…我々みたいなタクシードライバーでない一般の人が副業とかで、自家用車(?)使って、タクシーみたいな、こういった業務をするということなんでしょうけど(『けど』なんや?)」

「こんなメッセージ出てきたら、わたし焦っちゃって…」

「希望してみたら良いですやん」

「そうしたら、どうなるの?」

「どうもならないと思います(笑)、普通にタクシーが来るだけかと」

「よく分からへんね」

「神戸では、ライドシェア車両なんてほとんど走ってませんから、乗ったら自慢出来ますよ(笑)」

「そんなん乗りたくないわ」

「そんなら希望したらあかんのでしょうけど。わたしも今まで『ライドシェアの車に乗りました』なんて話は一度も聞いたことありません」

「なんでそんなもんが出てくるの?」

「それは、やはり少数でも走ってるからでしょうね。『ライドシェア』ってのは和製英語なのかもしれませんが、海外、アメリカなんかでは結構走ってるみたいですよ」

「そんなもん必要なん?」

「いや(笑)、利用者の方々の要望が多いということで、国会なんかでも導入議論がされてるみたいですけど。わたしの知る限り、ほとんど認知されてませんし、出張で海外なんかに行っている一部の人たちが『俺はアメリカでウーバーをよく使うんだ』という『知ったか』的な話から、日本で特に需要もないのに、政治家が動いてるというところだと思います」

「そんなんして、(ドライバーさん)儲かるんやろか」

「儲からないから、(神戸では)ないんだと思いますよ。逆に儲かるなら、ほんまにタクシーがないわけですから、我々にとっても悪い話ではないと思いますけど」



2025年1月4日土曜日

2025年初乗務

 世間は年末年始9連休とか言ってるけど、

タクシーって、そんなに休めないよね

ていうか、休んでも良いけど、それだけ収入が減る

だから9連休しても給料変わらない、大企業の正社員は少しうらやましかったりもする

でもなー、「やったぶん(歩合)給料」ってのも悪くない

なんていうか、居心地っていうか、仕事上のプレッシャーっていうか

ダメならダメなりに、休んだら休んだなりに、収入は減る

ダメでも、休んでも、同じ給料もらえたら、居づらいし、やっぱりプレッシャーも感じるやろ

そんなんないからね

逆に儲かれば、その分もらえる

そこは、やりがいになるし

正月なんて、やっぱり車少ないから

駅に客並んでたり、なかなかタクシー捕まらずに待ってた客なんて

「運転手さん、ありがとー、助かったわ」

なんて声かけてもらうと、うれしいよね

自分の存在価値感じるよ

自由で、楽しいし、やりがいある

そんな仕事なかなかないでしょう

収入はそれなりで良いんよ(500は超えたらしいな)

問題は、

世間の冷たい目

そこと闘うため、少しでも変えていくため、

今年はブログがんばります