2017年12月11日月曜日

日本のタクシーはロビイングがすごすぎる?

堀江さん(堀江貴文氏)はほんまにタクシー議論が好きやね

「日本のタクシーはロビイングがすごすぎる」

今回もこちらで2ちゃんねるの、ひろゆき氏と短いタクシー業界批判を繰り広げてる。

ロビイングとは?

企業業界団体市民団体などが、政策政治的判断自分たちに有利な方向進んでいくようにするため、議会外の場で政治家はたらきかけることを意味する語。「ロビー活動」とも言う。


ということであるが、確かに東京ハイヤー・タクシー協会会長の川鍋一朗氏(東京日本交通社長)は自由民主党重鎮である中曽根弘文氏(中曽根康弘元首相の長男)であり、義兄弟の中曽根康隆氏は今年の選挙初当選だが、ゆくゆくは首相の座も狙える超エリートである。

そんな家族を持つ川鍋氏によるに政治への影響は想像に難くない。

それなら、日本のタクシー業界は彼に守られているのか?

というと必ずしもそうではなく、他の先進国とは違った日本の特殊事情がある。

日本におけるタクシードライバーの人手不足は今さら言うまでもないが、その他の業界も軒並み人手不足に陥っている。

人手が足りない中で現在職を持つ労働者の賃金減少は予想出来ず、求職者に対しても多くの選択肢が与えられている時代である。

ウーバーのようないわゆる個人事業の新サービスに乗り出すリスクを負う必要もないし、何よりもともと日本人は起業意欲が最も低い人種である。

ウーバーのライドシェアサービスが解禁されたとしても、そこに乗ってくるのは仕事を転々として何をやっても落ち着かない若者が多いだろう。

そんな若者たちの「白タク」がサービス面や安全面でどんなものかは議論するまでもない(どっちにしてもすぐやめるやろ)。

ウーバーは黒船でもなんでもないのである

そんなことより日本の特徴はタクシードライバーの結束力、スマホ時代になりこれを何かの形にすればめっちゃ面白いものが出来上がるはずである(タクドラ専門のSNSとかな)。