車内での「忘れ物」は基本運転手の責任とされる
しかし、ドライバーとしてもちろん忘れ物には気を付けるものの、
座席の下や、運転席のうしろなど死角だらけであり、
どうしても見逃しはある
そんな先日の乗務で、乗客降車後にふと気づくと
後部座席に茶色の財布が落ちていた
これは正直、降車時に気を付けて首を振れば、その場でお客さんに指摘出来るようなところやった
財布を手に取って、中身を見る
万札5枚…
さらに連絡先など書いてないかとカード類をチェックする
連絡先はないが、名前の書いてあるものがいくつかあった
名誉教授…
なんとなく名前を検索すると、ウィキペディアなんかにも名前が出てくる
有名な方みたいや
会社に渡せば、単に忘れ物として扱われて終わり
しかもお客さんはどの会社のタクシーに乗ったのかは認識してないやろから、
会社に連絡が来る可能性は低い
乗務後に管理の人と話して、
警察へ持っていった
「お礼は受け取りますか?」
「はい」
夜中の3時過ぎにわざわざ警察で20~30分もかけて手続きするんやから、そのくらいとは思うものの、
自分で、
「お礼受け取ります」
なんて言うのはやや恥ずかしいものである
そして今日の乗務でその方から電話があった
何度もお礼を言ってくれて、封筒も
万札1枚
「忘れ物」ではなく、「落とし物」
ちょっと複雑やけど、相手さんも喜んでくれてるし良しとしよう
10月20日(月) 57,620 37回
選挙期間は動かないというが(26日は神戸市長、市議会補欠選挙)
月曜にしてはがんばったかな
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