2016年2月11日木曜日

タクシー初乗り運賃

前回も触れたが、タクシーの初乗り運賃が議論になってるのは、個人的には面白いなと思っている。

タクシー初乗り運賃、全国でさまざま どう決める? 


これについては全国一律にする必要もないし、全国的に違いがある中で競争していくのが一番良いのではないだろうか。

初乗り運賃は様々というのは知られているが、意外と知られていないのが、

「初乗り距離」が地域によって違う

ということである。

東京特別区が700~730円(2.0キロメートル)、名古屋が460~480円(1.264キロメートル)、大阪が640~660円(2.0キロメートル)、四国の愛媛が530~570円(1.3キロメートル)、福岡が630~670円(1.6キロメートル)、沖縄が480~500円(1.75キロメートル)となっている。上限と下限には20~40円の幅はあるが、「上限に設定している事例が多い」(国交省自動車局旅客課)。


東京2キロ、名古屋1.264キロ(この数字なんやねん・・・)、大阪2キロ、愛媛1.3キロ、福岡1.6キロ沖縄1.75キロ…

これだけの違いがあるんですよ。

こういった地域の違いがあるのはすごく良いことだと思うが、そこで

もっと地域ごとに競争があればもっと利用者にとっても面白いし、

タクシーがもっと議論されるきっかけになるはずなんですよ。

それが残念ながらまだない。

(タクシー)業界を守る意識がまだ優先してることは否めない

これでは業界は成長していけないよね。
日経は(タクシーに関しては)あまり好きやないけど、今回の記事では良い視点を持ってることは認めないといけない。

1キロあたりで各地域の上限額で比較すると、最も高いのは愛媛で438円、最も安いのは沖縄で286円だった。北海道と福岡は同額で419円、名古屋は380円と東京(365円)・大阪(330円)より高い。

ここやね。

地域ごとに違いがある中で、

「1キロあたりの料金」

という共通の基準を示すというのは、画期的やね。

従来はどうしても

「初乗り料金」

という基準に縛られていて、利用者も、

初乗り距離が違う

という知識がないから、なかなか見えにくい部分があった。

これを機会に全国的に、

初乗り料金でなく、1キロあたりの料金で議論をすべきやと思うね

タクシー利用者の基本的な利用傾向は、

1キロ、3キロ、10キロ(以上)

という形に分けられる。

しかしその「使う理由」と、「他の交通機関との競争」という面では大きく違ってくる。

1キロ利用者は、他の交通機関(バス、又は歩き)はある。

しかし歩けない(高齢者、タクシーでないと行けない)ということになる

3キロ利用者は、他の交通機関(バス、電車)はある。

しかし急いでいる(タクシーでないと行けない)ということになる

10キロ利用者は、他の交通機関(郡部、又は深夜)はない。

タクシーしかない

ここは料金は関係ないわけですよ。

悪いけど、料金戦略的に意識する必要はないカテゴリーになる。

ここを意識している大阪(5千円以上半額)は悪いが愚かとしかいいようがない

俺は極論すると、

大阪がタクシーをおかしくしてる

と思ってる。

大阪が変われば、日本のタクシーが変わるよ

そのくらい大阪はアホやね(あんた社長さん見てたらクビになんで)。

まあみんな(業界の連中は)分かってるよね。

若い奴らがタクシーに乗りたくなるのはどうすれば良いかを

タクシー楽しいよ

それをもっとみんなに知ってほしい。

(大学)新卒もね、タクシーもあるんやで。

めっちゃ勉強出来るよ。

俺の資格見てみいや(天狗か)。

タクシーバカにすんなってね

そこをね、知ってもらうために(酔っ払いながら)がんばってます。