行き詰まっていた前職のスーパー店長の仕事を辞め、
家族(嫁)の反対を押し切り、
2種免許を取得し、
社内研修を終え、
遂に乗務員証を手にし、
初乗務を迎えることになった
10月半ばの秋晴れの日やった
朝7時に出勤し、
免許証を提示し、
アルコールチェックをする
いつもは晩酌ビール2本くらいの日課があるが、
この日の前日は休肝した
アルコールチェッカーの「ピー!」という音(問題なし)を聞いて、
緑のランプを見ながら、
「行かなあかんのや…」
少し怖くなった
「山元さんは隔勤の予定ですが、今日は初日なんで夕方17時くらいを目途に入庫してください」
「わかりました」
「何か気になることはありますか?」
「あの…配車アプリ(タクシーGO)の操作方法を聞いてなかったんですが」
「あー、あれね。配車がかかったら、鈴みたいな音がなりますから、そうしたら画面の『了解』ボタンを押してください。後はナビで配車先まで誘導してくれますから」
ぶつけ本番かよ
「…決済方法とかは?」
「お客さんが後部座席の画面で操作しますから、特に問題ありません」
問題ないわけないやろ
ほんまに大丈夫か
車庫に出て、担当車のボンネットを開ける
東京あたりではジャパンタクシーとか言う、丸っこい車が主流だが、
関西ではまだこの旧型クラウンがよく走っている
オイルやラジエーターの冷却水、バッテリーの水などチェックする
ボンネットを閉めて、ボディを濡れタオルで簡単に拭いて、
車内のマットをマットクリーナーに通す
いよいよか
無線のタブレットで「開局」ボタンを押した
3月19日(木) 67,450 47回

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