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2012年7月3日火曜日

7月1日(日)21点 2日(月)28点~初乗り距離の違い

ユーロは俺の予想通りスペインの大勝に終わった(お前PKでイタリアが勝つって・・・)。

まあこれはサッカーのブログではない、タクシーのブログだからタクシーについてぶれなければ良い(誰も突っ込んでないから)。

そこで先日引用した下の記事、

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20120222/228188/?P=1&rt=nocnt

「消費増税で流しのタクシーが消える」

散々難癖つけたわけだが、

実は注目すべき、

的を射ている部分もあった(関係者のコメント引用ではあるが)

それがこの下のコメント、

「(消費税が増税されると)単純な値上げはせず、現在2kmの初乗り距離を短縮することが現実的な選択ではないか」

こちらは、「東京乗用旅客自動車協会(東旅協)」という機関の、秋山利裕(広報委員長)という方のコメントである。

さすがに業界関係者であり、記事の内容から明らかに浮いて、この部分だけは現実味を帯びていた(まだ記事批判続けるか)。

07年12月の10年ぶりとなる東京地区運賃値上げを始めとして、

ここ数年で各地で値上げが実施されたばかりであり、

現実的には秋山氏が言われるように、

各地(表面的な料金を上げずに)初乗り距離を短縮する方向となるだろう

注:全国的なタクシー値上げの流れの先陣を切ったのは東京地区ではなく、07年4月の長野と大分である。

しかしこの、

初乗り距離の短縮

は、今回初めて行われるわけではない。

関東地区の初乗り距離は概ね2キロに統一されているが(小田原地区、群馬県の一部地域、山梨県などは1.8キロ)、

近畿地区においては、この「初乗り距離」は見事にバラバラである。

具体的には、

・大阪地区
・京都市域(都市部)

は2キロで一応統一されているものの、

・京都北部 1.5キロ
・神戸阪神間 1.8キロ
・姫路東西播 1.3キロ
・淡路島 1.5キロ
・兵庫県北部 1.3キロ
・奈良県地区 1.5キロ
・大津市 1.8キロ
・滋賀県北部 1.5キロ
・和歌山市域 1.8キロ
・有田御坊 1.5キロ
・橋本 1.5キロ
・紀南 1.5キロ
(地域区分、順序は運輸局の資料に倣う)

こんな具合である。

これを見ると驚く人もいるのではないか。

このような違いは利用者にはわかりにくく、

当然のことながら統一すべきである。

しかし上の料金はいわゆる「自動認可運賃」の基準である。

「自動認可運賃」とは、

上の初乗り距離において運輸局より示されている、いくつかの料金パターンである。

東京地区(東京23区、武蔵野市、三鷹市)の例を挙げると、

・A(上限)運賃 2キロ 710円 加算288M(1分45秒) 90円
・B運賃 同 700円 加算292M(1分45秒) 90円
・C運賃 同 690円 加算296M(1分50秒) 90円
・下限運賃 同 680円 加算301M(1分50秒) 90円

参照資料:http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/tabi2/taxi_jigyoukaisi/date/213_jidouninka.pdf

このどれかの料金パターンを選べば自動的に認可されるという基準である。

見ての通り、上から順番に安くなっていくものの、ほとんど変わりはない。

現在では、これらの枠を外れた料金設定はほとんど認可されないと思って良いだろう。

そしてほとんどの業者がAの上限運賃を適用している

上のような事実に対する判断は各自に任せるとして・・・

それでは現在の法制度の下で、初乗りの距離を変えることは不可能なのか?

と言えば、そんなことはない。

関東運輸局においても、近畿運輸局においても、

全ての地域で初乗り1キロを認可基準に加えている

既に大阪などの一部の業者がこの基準を適用しているが、

消費増税の値上げによって、また各地で利用者の混乱を来たす初乗り距離の変動が生じるのは避けられない。

元々日本のタクシーの初乗り距離は長過ぎる。

それに1キロというのは、利用者にとっても非常に分かりやすい単位ではないか。

これを機会に全国のタクシーの初乗り距離を1キロに統一したらどうだろうか

というのが俺の提案である。



7月1日(日) 日照0.1 雨27.5 気温23.4
営収 21,340 7回 11.75時間 MAX 11,270

この日は、朝は5時起きで、大雨の中姫路で子どものマラソン大会、

そして7月しょっぱなの乗務は

試練の日曜A駅番

これは中々休めないつらい(?)仕事である。

昼前に入って、

18時過ぎまで、前半戦2回2点

3回目の乗車は(出庫から10時間以上経過した)22時・・・

これはほんまにやばい

と思った23時前に神(11点口)が乗車されて、

奇跡の20点超え

7月2日(月) 日照7.7 雨0 気温24.6
営収 28,450 13回 12.00 MAX 10,710

昼間はめちゃめちゃ暑かったが、最高で30は超えてないんやね。

流れで日曜月曜の最悪のシフトを自ら選択してしまったものの、

11時過ぎに出て、15時まで2回2点(前半戦6回8点)

月曜の乗務はキックオフが全てを決める。

もうあかんわ・・・

と思ったわりには、

最後にあたりもあって、満足の28点。



2012年2月16日木曜日

2.15(水) くもり 32点~「きもちいいです」

「田舎のタクシーはなんでこんなに(料金)高いんや?」

「地方(田舎)が高いというか・・・タクシーの場合は都市部の料金の方が安く設定されていることはありますね(おんなじやん)」

「だからそれはなんでや言うてんねん。この前運ちゃんに聞いたら、『山岳で坂道が多いからその分燃料費かかる』言うて、お前そんなん詐欺やで」

「あぁ・・・『山岳料金』なんてよく言いますけど、それは(燃料費の価格転嫁)はないと思いますよ。価格の違いは『効率』と思ってもらったらわかりやすいと思います」

「『効率』って、なんやそれ?」

「例えば東京の渋谷の駅からお客さんを乗せて、六本木に行ったとします。その場合運転手はまた渋谷に帰らなくても、六本木で仕事が出来るわけです。(うまくいけば)空車で走るロスがありません」

「なんや東京のこと言われてもわからへんな」

「(大阪の)北とミナミと思ってもらったらいいでしょう。とにかく我々(地方のドライバー)は駅からお客さんを乗せて、行った先で仕事をするということはほとんどありません」

「それはお前らが努力してへんからやろ」

「・・・この仕事なかなか短期的な努力でお客さんを開拓するのは困難なんですよ。ですから先ほどの駅にまた空で帰らなくてはならないんです。要するにお客さんとしては、駅から往復分をハイヤーしていることになるわけです」

「それで田舎のタクシーは高いんか」

「都市部のタクシーが安いんですね」

「それにしてもメーターがんがん上がるな、こんだけ(メーター)上がったら気持ちいいやろ?」

「いや・・・そんなことありませんよ」

「何言うてんねん、正直に言うてみ」

「いや・・・」

「何でもいいから『きもちいい』言え言うとんねん!」

「あの・・・はい・・・きもちいいです(風俗か)」

2月15日(水) 景気50 くもり 日照0 高6 低マイナス1
営収 32,920(17,860-15,060)
23(13-10)回
12.50(7.25-5.25)時間
MAX 3,990

いや、気持ちいいくらいよくあがるなぁ

メーターやなくて、営収ね

この時期(2月)に何事もなく、

乗車23回の30点超え

数年前には考えられへんかったわ

さすがに最近はネガティブな運転手も

「(動き)ええな」

と言い始めた。


2012年2月9日木曜日

2月4日(土) 32点 7日(火) 31点~8%と13%

先週は記録的に気温が下がり、

土曜(4日)の朝には、いつもジョギングで通る

池が凍ってた

初めて見たなぁ

娘と一緒に石投げたりしたけど(なにしてんの?)割れんかったし…

ということで、またしても遅れてた前2乗務日報

2月4日(土) 景気60 晴
営収 31,420(16,550-14,870)
12(6-6)回
7.75(5.50-2.25)時間
Max 11,430

この日は昼前に出勤して、

自家用車の洗車

洗車や車の手入れの環境においてはタクシー会社に勝るところは多くないやろね。

昼過ぎに待機入るも

初仕事が15時

しかしその仕事が遠方(お医者さま)

ここんとこよく稼げたので夜は家でゆっくり省力乗務(夜はめちゃめちゃ動いてたらしい…)

2月7日(火) 景気40 くもり
営収 31,640(9,300-22,340)
14(7-7)回
12.25(6.00-6.25)時間
Max 14,710

会社の旅行を挟んだ火曜は、

昼間はさっぱり

病院に詰めたが動かず

夜に大きな当たりがあって30点超え

パターンとしては喜べない流れやった

やはり回数で稼ぎたいね。

そんなこの日(7日)は、

実はこの地域の値上げが実施されてから

丁度1年になる日であった

表面価格をいじらず、距離だけを短くする利用者にはわかりにくいものだったが、

約8%の値上げ

元来値下げを提唱してきた俺にとっては、

「こんな時期に上げたら…(営収が落ちる)」

と強い懸念を持っていたが、

結果的には営収は下がるどころか

昨年の1乗務平均で

約13%のプラス

となった。

要因はいろいろあるものの

俺も少し考え方を変えなくてはいけない

と思うくらい業界の未来は明るい。