「田舎のタクシーはなんでこんなに(料金)高いんや?」
「地方(田舎)が高いというか・・・タクシーの場合は都市部の料金の方が安く設定されていることはありますね(おんなじやん)」
「だからそれはなんでや言うてんねん。この前運ちゃんに聞いたら、『山岳で坂道が多いからその分燃料費かかる』言うて、お前そんなん詐欺やで」
「あぁ・・・『山岳料金』なんてよく言いますけど、それは(燃料費の価格転嫁)はないと思いますよ。価格の違いは『効率』と思ってもらったらわかりやすいと思います」
「『効率』って、なんやそれ?」
「例えば東京の渋谷の駅からお客さんを乗せて、六本木に行ったとします。その場合運転手はまた渋谷に帰らなくても、六本木で仕事が出来るわけです。(うまくいけば)空車で走るロスがありません」
「なんや東京のこと言われてもわからへんな」
「(大阪の)北とミナミと思ってもらったらいいでしょう。とにかく我々(地方のドライバー)は駅からお客さんを乗せて、行った先で仕事をするということはほとんどありません」
「それはお前らが努力してへんからやろ」
「・・・この仕事なかなか短期的な努力でお客さんを開拓するのは困難なんですよ。ですから先ほどの駅にまた空で帰らなくてはならないんです。要するにお客さんとしては、駅から往復分をハイヤーしていることになるわけです」
「それで田舎のタクシーは高いんか」
「都市部のタクシーが安いんですね」
「それにしてもメーターがんがん上がるな、こんだけ(メーター)上がったら気持ちいいやろ?」
「いや・・・そんなことありませんよ」
「何言うてんねん、正直に言うてみ」
「いや・・・」
「何でもいいから『きもちいい』言え言うとんねん!」
「あの・・・はい・・・きもちいいです(風俗か)」
2月15日(水) 景気50 くもり 日照0 高6 低マイナス1
営収 32,920(17,860-15,060)
23(13-10)回
12.50(7.25-5.25)時間
MAX 3,990
いや、気持ちいいくらいよくあがるなぁ
メーターやなくて、営収ね
この時期(2月)に何事もなく、
乗車23回の30点超え
数年前には考えられへんかったわ
さすがに最近はネガティブな運転手も
「(動き)ええな」
と言い始めた。
世の中全体の動きがよくなって、
返信削除景気が良くなることを切に願っております。
タクシーの営業収入は、景気に直結すると
いいますから期待してます。
やじおさん
返信削除最近の良い流れは景気というより、構造的なものと感じます。
数年前に比べて企業関係の利用比率が下がって、高齢者の利用が目に見えて増えてます。
高齢者の利用というのは病院通いが多く、景気とあまり関係ありませんからタクシーの景気弾力性というのも良い意味で鈍くなっていると感じます。