昨日(10日)の乗務前のジョギングで見つけた亀
池のほとりの段差で困っていたので、
水辺まで運んであげたら
喜んで池に飛び込んで行った
気温が上がっていたし、あのままなら干上がっていたに違いない。
俺は龍宮場へ行ける
確信したね(下心丸出しやな)。
そんな中(どんな中や)、昨日YSさんから頂いた
というニュース記事。
まず現在のニューヨークのタクシー料金をおさらいしてみよう。
初乗り(flag fall) $3.00(50セントの地方税を含む)
加算(320メートル、又は1/5マイル) $.40
日本のタクシーとの大きな違いは、
初乗りはほとんど乗車料金のみ
ということである。
日本における、いわゆる「初乗り」はある程度の走行距離(通常1.5~2キロ程度)を含んでいる。
これはグローバルに見たら、実は特殊な制度であり、記事の中にわかりやすいグラフがあったので、
引用させてもらうが、

こちらのグラフは、
アメリカの主要都市と、ロンドン、東京のタクシー料金を比較したものである。
見てわかると思うが、東京の料金(一番右)がずば抜けて高い
特にグラフの青い部分、要するに
初乗り料金の差が全体の料金を押し上げている
と見ることができる。
そしてニューヨークの料金だが、
左の丸で囲まれた部分が現行料金で、
東京の約半額である
都市の人口規模、物価、労働者の収入などを鑑みても、
どうみても不自然な格差である
と言えるだろう。
そして今回の値上げ案は、
現行の加算料金40セント(320メートル、又は停車1分)を50セントに上げる
という、ささやかなものである。
もし値上げが実施されたとしても、
1キロの料金は約125円(1ドル80円計算)
参考までに
東京は1キロ約312円
である。
東京が高すぎるのかもしれないし、
ニューヨークのタクシーは移民が多いなど、
いくつかの特殊事情はあるにしても、
それにしてもニューヨークのタクシーは安過ぎる
というのが俺の見解であり、
今回の値上げに強く賛成する理由の一つでもある。
もちろんそれだけではないし、
ニューヨークのタクシーの問題はまだまだ根深い
このタクシーの代名詞とも言えるイエローキャブのイメージこそが、
世界的なタクシーのイメージを彩っている
と言っても過言ではないだろう。
東京のある有名業者は、自社のタクシーに格差をつけて、
格の低い方のタクシーの色を黄色にしている
とか、かつては遊び人の女の子、今で言うコギャル(?)を「イエローキャブ」なんて揶揄したりもした。
まあ今回TLC(ニューヨークのタクシー協会みたいなやつ)は、
料金の一体改革(社会保障と税の一体改革みたいやな)
と銘打って、いくつかのてこ入れもしている。
時間があれば、もう少し深く見ていきたい(暇なくせにかっこつけんな)。