2011年5月29日日曜日

結婚式~話しすぎた男

結婚式を終えた新郎新婦

緊張の舞台を終え、ラフな服装でホテルより乗車

新婦:「カラオケ屋さんまでお願いします」

運転手:「わかりました」

新郎:「今ごろみんな盛り上がってるんやろな」

新婦:「楽しみやね、何歌おう」

新郎:「みんなうまいからなぁ、歌いにくいなぁ」

新婦:「えっ、うまいって誰とか?」

新郎:「ユミはめっちゃうまいよ」

新婦:「そうなん?何歌うんだろ、ドリカムとか・・・」

新郎:「いや、倖田クミ。めっちゃセクシーで、まじ聞いたらしびれるよ」

新婦:「・・・何でそんなこと知ってんの?」

新郎:「・・・」

運転手:「・・・えっと、(メーター上がってしまうんで)この辺でよろしいでしょうか?」

新婦:「雨降ってるんだから、ちゃんと玄関前までつけてください!」

運転手:「どうもすみませんでした・・・(5メートルほど動いて80円上がって)790円です」

5月28日(土) 景気指数60 雨 雨6 18℃
売上 39,250 15(4)回 11.00時間 MAX 15,990

久々の大阪 

ずいぶん変わってたなぁ

昨日と打って変わって

今日はついてた

これで試練の5連勤終了

24日(火) 24,760
25日(水) 34,960
26日(木) 32,440
27日(金) 30,570
28日(土) 39,250
合計 161,980 
平均 32,396

すばらしい成績や

徹夜してチャンピオンズリーグファイナル(バルサVSマンU)観よ

始まったわ


2011年5月28日土曜日

男子会~俺たちは何?

焼き肉屋から乗車の関東系若者3名

若者A:「(雨で)濡れるから早く乗れよ。いやぁ、楽しかったなぁ!」

若者B:「ホント楽しかったよね、何でも話せるっていうかさぁ。」

若者C:「肉も美味しかったよね」

若者B:「なぁ、このメンバーでまたこねぇ?ここ」

若者C:「いいねぇ!いつにする?」

若者A:「・・・また来るっつうか、実は俺また明日この店来るんだけど」

若者B:「えっ?お前誰とくんの?」

若者A:「明日はさぁ、なんていうか、ざっくばらんな本当に仲のいい奴らと焼き肉でも囲もうかって話になって」

若者B:「・・・」
若者C:「・・・」

若者A:「あっ、運転手さんすみません。雨降ってなかったら歩いて帰るんですけど。ほんとタクシーってこんなときにしか役に立ちませんよね」

運転手:「・・・」

5月27日(金) 景気指数50 くもり時々雨 雨4 16℃
売上 30,570 22(5)回 12.00時間 MAX 4,070

スタートは結構好調で、

昼は調子に乗って

メガマックなんて買ってしまったが(単品かい)

15時過ぎには1万に届いたものの

そこからフリーズ・・・

かみさんが用事で

17時過ぎには帰って来る子供を待つために中断、

夕飯の準備

まあ昼も夜もとにかくついてなかった

昨日の乗務と比較すると面白い。

昨日は朝から全くダメで

1万円に届いたのは22時過ぎ

最終まで乗車回数たったの10回(今日は22回)

しかし売上は

昨日の方が上

これが人生、

これがタクシー


2011年5月27日金曜日

幸せのバランス

今日の昼間はひどかった。

病院で3時間待ち(11時半~14時半)

なんていう記録?も作ったりして

晩飯休憩まで5点(5千円)

という苦しい乗務

今日はさすがにあかん

と思っていた。

しかし夜24時半頃

その病院から無線配車

「オチカタまでお願いします」

「・・・オチカタ??」

「わかります?」

「それって(もしかしたら)温泉のあるところですか?」

「そうです。よくご存知ですね」

「(めちゃ遠いやん)・・・高速で行きましょうか?」

「お願いします。事故に遭いまして・・・」

「事故ですか」

「はい、いわゆるオカマされたんですけど」

「はぁ・・・それは災難でしたね」

「本当にひどい目に遭いました。夜も22時過ぎでしたから」

ご夫婦の乗車で二人とも首にコルセットをつけていたが、それほど怪我はなさそうである。

しかし、夜中の帰宅時?に確かに災難やったろう。

ぶつけた方も自分の不注意とは言え、今後この夫婦に保障したり、保険もあるのかもしれないが

自分は知らん顔というわけにもいかへんやろう。

そこには多くの不幸がうずまいている

しかしみんな肩を落とさんと、

前を向いてください

あなたたちの不幸の影に

きっと幸せになっている人がいるはずです(ほんまサイテーやな、お前)。

5月26日(木) 景気指数40 くもり時々雨 雨2 16℃
売上 32,440 10(1)回 12.50時間 MAX 16,630

2011年5月26日木曜日

買収による減車

月曜(23日)の大雨で増水した川

昨日の朝と今日の朝…(だから?)

先週書いた減車に関する投稿への反響がすごくて…(大げさや)

関西で減車が順調に進んでいる

という話だが、

実際どのように減車が行われているか?

減車というのは読んで字のごとく

車、要するにタクシー車両を減らす

という意味であり、

単に業者の持つタクシーを廃車にする方法もある

が、それではこの業界においては機会ロスもあるし

運転手の雇用維持の問題もある(そういう認識があればだが…)。

そこで日経の当該記事に面白い減車の例がいくつか紹介されていた。

その一つとして、

京都の洛東タクシーが宝交通(の一部)を買収して

15台の車両の譲渡を受け、その分を減車する

というものである。

何やらややこしい話だが、整理してみよう。

ぞうさんマークでおなじみ(宣伝か)洛東タクシーは創業50年、

山科を地盤とし、

160台超を保有する大きな業者

である。

しかし車両160台を常にフルに稼働させようとした場合、隔勤計算で

300人以上の運転手を確保しなくてはならない

団塊世代が定年を迎えつつあるこのご時世ではそれほど簡単なリクルートではないはずである。

それならば単に空いている車を減車したら良いのではないか?

となるのだが、

その場合は業者としての売上低下は避けられないし、

現在の業界の流れでは再び事業拡大を模索するのは困難であろう。

そこで宝交通である

本社が久御山町にあり、

さらに市内伏見区に事業所を構えられている。

ここからは推測だが、

久御山を地盤とし、

地域密着で事業展開されていた宝交通が

ある時期(おそらく規制緩和後)に市内へ進出したが、

ローカル営業と都市営業は勝手が違う

ましてや京都は全国有数の激戦区である

そこで伏見の営業所からの撤退を検討していたときに、

洛東タクシーから話があった

記事によると買収額は1000万~2000万らしい(一千万と二千万えらい違いやん)

洛東タクシーにしてみれば、

伏見という新しい営業エリアに進出できる

というメリットに加え、乗務員の確保、減車による業界への体面など

さらに宝交通にとっては、

普通に撤退すればいくらかの損害が生じるのだろうが、

営業権が金銭で売れた形になる

何よりこの買収話がなければ、

宝交通は伏見での営業を苦しいながらもやむなく続けていったかもしれない。

結果的にウィンウィンであり、

いろんな意味で良い買収劇

と言えるのではないか。

推測が多く入っているので本当のところはわからないが、

言いたいのは、

協議減車というのは、資本主義の原則から考えればやはり問題はあるのだろう。

しかしこの買収を見ると、

結果的に良い方向に向かっているのではないか

ということである。

その他の中小業者にとっても

営業権を資産として認識できる

と一般的に考えることが出来るようになれば、それは大きな前進だろう。

このような減車が雇用に与える影響に関してはもう少し考察してみたいところである。

5月25日(水) 景気指数50 晴 18℃
売上 34,960 16(2)回 11.50時間 MAX 9,670

気持ち良く晴れた一日やった。

明日からは崩れるらしいが・・・

スタートは病院満車で入ることが出来ず、

今日はあかんかな・・・

とローな気分やったが

徐々に良くなって、

休憩もたっぷり取って(17時半~20時半)

24時頃に遠方

まあほぼ完璧やね。


2011年5月25日水曜日

忘れ物

タクシーの忘れ物って怖い

気づいても当然客の連絡先など(多くの場合)わからない。

利用者にとっても運転手にアクセスするのは容易ではないだろう。

都市で流しのタクシーを拾ったのならなおさらである。

携帯時代やし、

いろんなリスクもあるご時世、

自然にお互いの連絡先をエクスチェンジ(要するに交換やろ)できるシステム

が必要なんやないかなぁ…

連絡ついて良かった…(電車で関東にでも帰ってたら大事やからな)

5月24日(火) 景気指数50 雨のち晴
24:30売上 22,110 14回
最終売上 24,670 16(3)回 12.25時間 MAX 4,230

昨日からの雨は、

朝まで続いていたが、

午後には快晴

これだけ晴れると仕事もないが、

それなりに気持ち良い

九州南部は昨日(23日)梅雨入り

したらしいが、

近畿も梅雨入り早そうやな、

2011年5月23日月曜日

関西の減車状況

今日は車が少なかった。

地域の営業車両が少なければ、

自分の存在意義を感じることが出来る

ので、それなりにやりがいはある。

その車の量、

いわゆるタクシーの供給量の話だが、

昨日(21日)の日経、近畿経済欄に

関西圏のタクシーが順調に減っている

という記事が出ていた。

昨年10月に施行された

いわゆるタクシー特措法(タクシー事業適正化・活性化特別措置法)

の影響で地域の業者による協議減車が(良い悪いは別として)機能しているということだろう。

記事によると

関西の3都市圏(大阪、京都、神戸市域)の車両数が今年3月末で約2万5千台(24,999台)

ちなみに内訳は大まかに大阪1万4千台、京都約6千台、神戸約5千台(参考までに東京地区は約5万台、この数字は近畿1府5県の全ての車両よりも多く全国の約5分の1を占める)

全体で一年前の同じ時期より3千台(11%)減少している。

注目すべきはその減車のスキーム

だが、

面白い例がいくつか紹介されている。

それについてはまた明日・・・(安心して寝ろ、誰も期待してないから)

5月22日(日) 景気指数50 雨のち晴 雨2 14℃
売上 22,260 15(2)回 10,50時間 MAX 2,950

今日の予報は雨、しかも

大安の日曜日

久々に日曜出勤するにはいい感じやなと、

朝どしゃ降りの中を急いで出勤

洗車もほどほどに(どうせ雨で汚れる)

駅に飛び込むと

次第に雨は弱まり…

午後からは青空

当然仕事はない。

午前中の雨で外出をやめてしまうので、日曜日のパターンとしては最悪である。

仕方ないから(何が「仕方ない」んや?)

午後からフットサルの練習(13時半~15時半)に行き

16時頃まで2千円しか持ってなかったことを考えれば、

大健闘やろ

やっぱ車少ないっていいわ

2011年5月22日日曜日

お野菜は大丈夫

今日の夕方、地域の高級住宅街からの呼び出し

家の前につけて待っていると、

どうやら(乗車されるらしい)夫婦の様子がおかしい

というか、激しくやりあっている(夫婦喧嘩)

車内まで持ち込まれた・・・

「あんたカード持って行ってしまったから家に入れんかったやないの!」

奥さんがシャウト、ものすごいボルテージである。

どうやら家に入るのに鍵だけでなく、セキュリティカードも必要らしい。

高級住宅というのも不便なもんである。

「そうなん知るか!放射能出よるぞ!放射能!」

「・・・何それ?」

「大阪でも遂に放射能出よったぞ!もうお茶も飲めへんわ!」

「セシウムやろ?水に出たんか?お野菜には?」

「お野菜には出てへん」

「話と関係ないやろ!そんで何でカード持って出かけたん?」

「放射能出よるぞ!なあ、運転手さん?」

「・・・『お野菜』は大丈夫やと思います」

5月21日(土) 景気指数60 くもり 21℃
売上 29,660 21(4)回 12.50時間 MAX 3,590

今日は、

昼間からよく動いた

車も少なかったし、

かみさんも子供連れて実家に帰っていたので・・・(逃げられたか?)

たまには

休憩なしで頑張ってみよう

とばかりに、いつも休憩で抜ける19時過ぎも待機していたが・・・

仕事がない

昼間せっかくよく動いていたのに

効率を下げてしまった。

22時閉店間際のスーパーに駆け込み、

明日の分まで半額弁当あさり

こんなん結構好きやったりして…

まあ3つに届かなかったものの、

乗車21回、何事もなく(遠方なし)

この数字は満足