2026年1月6日火曜日

タクシーストーリー⑮ 交流

 徳島ラーメンを4人で囲みながら、

ぎこちない交流会をした

特に自己紹介をするでもなく、

梶川が連れてきた2名は、

ほとんど梶川と話していて、

自分は徳島ラーメンに入っている生卵のような、

なんとなく違和感のある存在であった

「山元さんは…神戸から来られたんでしたっけ?」

もうラーメンもほとんど食べ終わる頃に、

気を使った質問が振られてきた

「はい、…吉川さんはこちら(地元)の方でしたか」

気を使ってくれたのは、同じく40代くらいの地元出身の男性だった

これからタクシードライバーになるとは思えないくらい整った顔立ちをしていた

「そうなんですよ(笑)。こんなときくらい地元を離れて羽を伸ばしたいんですが」

「ご家族もおられるんですか?」

「はい、妻がおりますが、子供が出来なくて…この田舎で妻と二人暮らしです」

「そうなんですか」

もう一人は大阪出身の60歳前後の、「いかにも」関西人であった

梶川と前職の年収やら、タクシーはどんだけ稼げるやらの話で盛り上がっていた

向かいに座っている徳島人に聞いた

「吉川さんはなんでタクシーに乗ろうと思ったんですか?」

「いや、実は前からタクシーに乗りたかったんですよ。実家は農業をしていて、手伝っていたんですが、農業をしながらでも出来ると言われたので」

「農業ですか。奥さんは反対されなかったんですか」

「反対どころか、嫁に勧められて来たんですよ」

「はぁ…奥さんに勧められて?」

「タクシードライバーかっこ良いって(笑)」

タクシーの話をして、思い切り冷たい視線を浴びせられた、あの日の夜を思い出した

タクシーがかっこ良い


1月5日(月) 68,000 41回

世間は仕事始めの乗務

病院も始まって、

久々伊丹空港も行けて

昼間はそこそこ動いたが、

夜は悪かった

帰ろうと思った2時頃に3つくらいアプリが鳴って

まあまあ(売上)作れた



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