形式は1種とほぼ同じである
文章題90問と、イラスト問題5問(配点2点)
100点満点
1種と違うのは合格ラインで、
2種は90点以上取らないといけない
実技は認定の自動車学校を卒業すればクリア出来るが、
学科試験は卒業後に免許試験場で受けなければならない
自動車学校の卒検はいわば模試であり、
本番よりやや難しめに作られている
問題もバスなどが絡んでややこしいものも多く
例えば、
乗合バスやタクシーの運転者は、交通事故などのため運行を中断したときは、代車により運行を継続するか、旅客を出発地まで送り返さなければならない。
この問題、
まず交通事故「など」って何?
とか、
交通事故したのに代車で運行出来るわけないやん
出発地まで送り返す?
そんな余裕あったら、目的地に送ったら良いやん
などという現実的な疑問
そんなことをいろいろ考えて、
常識的に判断すれば、
答えは✖やろ
と思うのだが、
実際の答えは〇なのである
または、
客待ちのタクシーは継続的に車を停止しても、運転者が運転席にいれば駐車にならない。
これ✖で、
客待ちは駐車になるということだが、
現役のドライバー、特にベテランドライバーにこの問題を問えば、
90%は〇と答えるやろう(笑)
街中駐車のタクシーだらけやんみたいな
※実際は駐車禁止エリアなどで、「客待ちタクシーを除く(タクシーは駐車可)」というところもある
要するに、過去問や模試などで、
ある程度の問題傾向を覚えてしまわないと90点以上は難しい
そんなことを1週間やってくるわけである
学科の卒検は、最終日の10時に始まり、
50分、
〇✖なので、あっという間に採点が終わった
満点やった
梶川は99点やったらしい
杉本さんと、吉川さんは1回目で基準点を取れなかったらしく、
11時から2回目の試験を受けていた
部屋に戻って、荷物をまとめていると梶川が入ってきた
「さすがやな。満点なんて年に何人もおらへん言うとったで」
「もう20年以上前ですが、1種の学科も満点でした」
「はぁー!ほんまかいな」
「やるとなったら、とことんやらないと気が済まないんで」
「ええこっちゃ」
梶川は子どもをほめるような笑顔を浮かべて、ドスンとベッドに仰向けに横たわった
「タクシーか…なんかおっさんらの仕事やと思って馬鹿にしとったけど、自分が乗ることになるとはなぁ」
これは今日本中でタクシーのハンドルを握ってる多くのドライバーが、タクシーに乗り始める頃に感じたことであろう
追試を受けた2名も2回目で合格したらしい
2回目で合格出来ないと、午後から学科の追講義を受けて翌日再受験になる
無事6人全員月曜に(入校から8日間で)帰れることになった
昼過ぎから、簡単な退校式があって、
各人帰路についた
同じ神戸の真鍋さんは車で来ているため、一緒に乗っていかないかと軽く社交辞令で言われたが、
そこまで親しい関係ではなかったし、
会社で帰りの高速バスのチケットも用意してくれてたので、丁重にお断りした
大阪組とはバスが違うため、先に来たバスに一人で乗り込んだ
「また情報送ってな」
梶川が手を振っていた
昨日の食堂交流会でみんなとラインの交換はしていた
バスに乗り込んで、コンビニで買ったバンとコーヒーを食べながら、
鳴門海峡を渡る橋から海をながめていた
濃いめのコーヒーが妙においしく感じた
1月23日(金) 78,740 45回
こんな売上は、以前は年に何回出来るかという感じやったが、
昨年11月の値上げ後は簡単に出来るようになった
1時過ぎ、西宮でGOアプリが鳴って、
飲食店から3名のサラリーマンが乗り込んで来た
「運転手さん、まず吹田行って、その後なんばの方行ってほしいねんけど」
「吹田から、なんば…ですか?」
「もう1台呼んだ方が早いかな」
「…そう思いますけど」
「ごめん、そんならそうしますわ。こいつ一人乗せて吹田までお願いします!」
「分かりました」
こんなやる気ない感じで8万近く出来るからな

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