ラベル 中小企業診断士 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 中小企業診断士 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013年3月9日土曜日

持ってて良かった?中小企業診断士


流れる季節の真ん中で・・・

ふと自分が中小企業診断士であったことを思い出す

暖かくなって、天気も良かったので(そんな理由でお前・・・)

久々に診断士の勉強会に参加してきた

自慢やないけど(ということは自慢やな)

中小企業診断士って結構人気資格で、

こちらのサイトでは、

人気資格ランキング(20.男性部門)でトップ

になってたりするんですよ。

結構難しいんですよ(だからなんやねん)

まあ、その他にも宅建とか行政書士とか簿記1級とかTOEIC870点とか、いろいろあるんやけど(ほんま感じ悪いな)

でも、こういう会に参加したら当然、

名刺交換会

みたいのがあるわけやん。

俺は会社の個人名刺なんて持ってないから、

パソコンで自作して持っていくわけですよ(紙代結構高いねんな)

交換する相手は大抵よく知ってる大企業でさ、

「XXで経営企画部の部長やってます」

「ITソリューションのシステム設計に携わって・・・」

「海外進出プロジェクトのリーダーで・・・」

そんなとこに、

突然「XX交通」なんていう名刺を差し出すと、

「えっと・・・これは・・・」

「タクシーの会社です」

何食わぬ顔で答える。

「そこで、何か管理の仕事をされてるんですか?」

「いえ、ただの乗務員です」

「・・・」

性格悪いかもしれへんけど、

こういうときの相手の対応観察するのが、最近楽しくなってきた

大体対応は真っ二つに分かれる。

多くは絶句というか、

その後の会話が続かず

明らかに嫌悪感を現す人もいたりして、

そんなときは何気に立食パーティーの食事を食い始めたりすると(ほんまお前こういうとき食うよな)、

こんな奴と関わるのは時間の無駄や

とばかり、どこかに去っていく。

しかし時々明らかに好奇心を現して、

こいつおもしれぇ・・・

なんていう対応をする人もいるんよね。

まあ今日の会では、

「持ってて良かった診断士」

なんていうテーマで、何人かの希望者のプレゼンもあったので、

俺はそこでは参加しなかったが、

ここでちょっとプレゼンさせてもらおうか(お前パワポとかいじったことないやろ)


・・・まず車内での

違った・・・社内での待遇とか、昇進、

それに伴った給与、収入面でのメリットだが、

全くありません

というより、俺が診断士であることを知っている人は少ないんやないかな(乗務員に限っては診断士の存在そのものを知らんやろな)。

乗ってきた客に対して、

「実はわたし中小企業診断士なんです」

なんてカミングアウト(自慢)することも、ほとんどない。

それなら、タクシー運転手として、

診断士の資格を持っているメリットはほとんどないのか?

というと、そうでもないんよね。

タクシーって、ほんまにいろんな人が乗るし、

企業の管理職されてる人の乗車なんか意外と・・・でもないかもしれへんけど、多いんですよ。

そんな人と会話してるときに、さらっと、

「それはある意味KPI(Key Performance Indicator)ですよね」

とか、

「SWOTで言うところの、強みになりますか」

なんていう用語を混ぜると、

(・・・こいつ何でそんな言葉知ってんねん)

みたいな感じで、相手がグッと踏み込んで来るのが分かるんよね。

しかしネタとしては、

「わたし物流部門に移動になったんですよ」

なんていう会話で、

ちなみに物流のことを専門用語でロジスティクス、

略して「ロジ」なんていうわけだが、

「ロジの方へ行かれるわけですか」

と涼しい目をして振ってみたら、

「いや、『路地』やなくて大きな道から行って」

なんていうことも、実際あった話やったりして・・・

まあそこから、

「どういった業界なんですか?」

とか、またはタイミングを見計らって、

「どちらの企業さんになられます?」

なんていうコアな部分にこっちもグッと入っていくと、相手も拒否出来ない空気になっていたりして、

言ってしまうわけね

そこまで行くと、もう内部の愚痴はもちろん、

企業秘密まで話してくれることは珍しくないわけで、

要するにまあ、そういったことが俺自身の内部に蓄積されているわけですよ。

もちろん出していい(活用できる)情報と、あかんものは診断士としての見地を持って、しっかりと判断して行動してるつもりやけど。

ここだけの話、タクシーの車内での会話って、

俺は駆け引きだと思ってて、

「景気どう?」

とか、

「(タクシー乗る前は)どんな仕事してたん?」

なんて聞かれることはよくあるけど、

はっきり言って、

そんな情報相手に与えても、こっちには何のメリットもないわけで(喜んでベラベラ話す運転手も多いけどな)、

だからと言って、

「なんでそんなこと言わなあかんねん」

と逆切れするわけでもなく、

適当にこちらも情報を与えながら、

上手く相手に話をさせる

という勝負なわけ。

テニスのラリーみたいなもんで、

ガンガンこっちから打つんでなく、

相手に気持ちよく打たせながら、一生懸命受けに回る

ことで、なんか自分がすごく強くなっていく実感があるわけね(どれほど強くなれただろぉ♪)。

まあ、そうやって車内で得た財産を

今後も表に裏にうまく活かしていきたいよね

あとこういう場に限らず、

「実はわたしタクシーの運転手なんですよ」

なんて言ってしまうのは、

TPOにもよるけど、

逡巡することは正直今でもあるんよね

やっぱり、そういう職業やから(どういう職業やねん)。

でも、そこでやっぱり

胸を張って運転手ですと言う

そこから始まるのかな

というのは最近強く思うな。

運転手に偏見を持っている人は未だ多いと思うけど、

そこはね、俺という人間をしっかり見てもらって

運転手のイメージを変えたい

そのためには、

それなりの人間力を鍛えていかなくてはいけない(あなたにとってわたしも・・・苦しいか)

運転手がみんな、とは言わないが

多くの運転手が、業界のイメージを変えていく意識を共有していけたなら、

必ず皮っていく

そう信じている(かっこ良く決めたつもりかもしれへんけど、変換しょぼいで)

・・・

必ず変わっていく

ネット上で、日本中の多くの運転手さんと交流していく中で、

リアルに実感している今日この頃である。


そんなことを神戸の夜景を眺めながら考えていました。

2013年2月20日水曜日

2月第3週の乗務日報~5乗務155点


このところ、

眼がピクピクするなぁ・・・(眼が、眼がぁ!)

と思いつつ、大して気にもしていなかったのだが、

なかなか治らないので、

調べてみた

「眼 痙攣」で出てきたのが、

まず眼瞼痙攣(がんけんけいれん)

これは症状が進むと、

場合によっては眼が開けられなくなる

なんていう意外とやばい病気で、しかも

「放っておいても、治ることはない」

なんて書いてあって、少しびびったが、

よくよく調べてみると、

眼瞼ミオキミア

という病気の方がどちらかというと症状が近いようで、

それほど大した病気でないみたいで、

安心した(センテンス長いねんて)。

ということで、

2月の第3週は、

12日から 火水木金土

の5連勤

2月12日(火) 日照4.8 気温7.3~-4.2 雨10.5
営収 43,790(29,010) 18(10)回 12.00(7.25)時間
MAX 11,030-4,390

連勤の初日は、

いきなりブレイク

昼間は病院が良くて、

夕方には体温計の会社のチケットで遠方

夜は雨が降るもイマイチやったが、

通常冴えない火曜日のあたりは後々大きかった。

2月13日(水) 日照5.3 気温7.2~-2.4 雨0.5
営収 33,050(12,710) 18(9)回 11.00(5.50)時間
MAX 2,070-9,110

この日も、

良い流れを引きついで、

前半は病院で引っ張り、

後半も、まあ良かったな。

最後の乗り越し客がしきりに愚痴っていた。

「タクシーって、高すぎるよね。もっと安くしたら、みんなもっとタクシー使ってさ、運転手さんも儲かると思うよ」

そして俺は心の中で答えていた。

「こんなに高くても(他の交通機関がないから)乗ってるやないですか。逆に他の手段があれば、どんなに安くても乗らない。それがタクシーなんですよ」

2月14日(木) 日照7.9 気温11.1~-2.7
営収 23,500(9,600) 12(8)回 11.75(6.25)時間
MAX 2,070-8,230

バレンタインデーのこの日は、

日中春のような陽気で、気温も上がった。

しかしクリスマスイブといい、バレンタインデーといい、

恋人たちのイベント日は動きが悪い

この相関は実はしっかりと説明できる。

夜に乗った客の言葉

「こんな日(バレンタインデー)に帰り遅くなったら、かみさんに変な勘ぐりされても嫌やしね。早く帰ろうと思ったんやけど・・・(電車乗り過ごしてしまって)」

納得ですね。

2月15日(金) 日照0.0 気温6.4~1.8 雨6.0
営収 36,110(16,280) 16(11)回 12.00(7.25)時間
MAX 3,030-10,150

この日は、午前中に雨が降るも

午後には上がって、苦しい展開

それでも粘って、

最後はまた乗り過ごしの遠方

実はこの客が中小企業の若手経営者

マリーナ事業を後継された2代目(43歳)で、

いろいろと相談された。

「そのように自らの事業を積極的に人に話す姿勢こそが、前向きである証拠ですよ。必ずうまく行きますよ」

何故か上から目線の運転手

「・・・このタクシー代、経費で落とせますかね」

「もちろんです!(コンサルタント支払いにしておいてください)」

2月16日(土) 日照6.6 気温3.8~-1.8
営収 19,520(3,920) 14(4)回 9.25(4.25)時間
MAX 1,430-3,750

いきなり気温の下がった週末

ここまでの流れから、

今月は結構余裕があったので、

昼までまた子どものサッカー教室に顔を出して、

15時前の入り、

夕方からは雪もちらつく中

何事もなく1日が過ぎていった・・・

この仕事、少しでも手を抜いたら「つき」が飛ぶんよねぇ

うまく出来てるわ

5乗務合計 155,970(1乗務平均31,194)

良いスタートから尻すぼみの、消化不良の週やった・・・

まあ結果はオーライやけど。

2012年9月15日土曜日

9月14日(金) 41点~エキスパート観光ドライバー

転職するつもりなど、

正直言ってもう全くないのだが・・・(企業側もお前のようなやつ取るつもり全くない)

一応転職サイトなんかに登録してたりして、

たまにメールが来る。

大抵はスルーしているが、

今日はちょっと目に留まる求人があった

(あなたのスキルに)マッチ度 83%
企業名/日本交通株式会社

なんだよ・・・運転手かよ(お前運転手やろ)

しかしその下に、

職種名/エキスパート観光ドライバー

とある。

なんやろそれ?

「・・・弊社では、業界で初めての試みとして、2011年8月に
海外からの観光客や、子供の送迎、介護向けの新しいサービスを導入しました。
多用化するお客さまのニーズにお応えしながら
業界トップの座にふさわしい企業であり続けるために
新しい人材を募集することになりました。

今回募集するのは『エキスパート観光ドライバー』です。


弊社のベテラン・ドライバーは、豊富な経験と技術だけでなく

個々のスキルを活かして、観光を楽しむお客さまをもてなしています。」

ほぉー・・・

「海外からの観光客や、子供の送迎、介護向けの新しいサービス」

何気に何のつながりもなさそうだが・・・

まあいいか、仕事内容は・・・

「外国のお客さまに、エキスパート・ドライバーならではのサービスをご提供。あなたのキャリアと知識の見せどころです。勤務しながら、語学力のブラッシュアップもできます!

その名も、EDS(エキスパート・ドライバー・サービス)」

EDS・・・(ええドライバー・サービス・・・)

「EDSとは、日本交通グループに所属する約7000名の乗務員の中から選抜された、精鋭乗務員=エキスパート・ドライバーによるサービスです。
現在、42名のエキスパート・ドライバーが、観光・介護・キッズ・陣痛などの専門分野に分かれて、勤務しています。・・・」

「陣痛」の専門ドライバー・・・

まあいいか、給与は、

「◆月給18万2000円+歩合
 ※配属後、試用3~5ヶ月は月給17万5000円+歩合

◆研修期間◆

 ◇未経験者◇
  日給1万円交通費支給(勤務日数23~30日)
 ◇経験者◇
  日給7500円+交通費支給(勤務日数10~15日)

◆賞与年3回(3月・7月・12月) 」

普通と変わらんような・・・(歩率も書いてないな)

おっ、下に給与例が、

「◆44歳(入社2年目)◇年収514万円 月平均42.8万円◆
◆23歳(入社1年目)◇年収504万円 月平均42万円◆ 」

20年働いても変わらなそう・・・(それがタクシーや)

9月14日(金) 日照4.8 雨0 気温24.8(31.7)
営収 41,810(13,270) 18(7)回 10.50(4.50)時間
MAX 11,510(5,430)

まあいい感じやった。

夜帰ったら、中小企業診断士の更新登録証(5年更新)が届いてた。

うれしー

明日から4連休や!

2012年7月29日日曜日

मतुया

メール投稿出来ずに、まつやの牛丼の写真撮って試してみた写真(なんや上のタイトル)。

記念に取っとこ

それにしても、まつやの店員の愛想のなさはすごい。

食券販売機を導入している大きなデメリットやろう。

注文聞きや会計で客と接する必要がないので、目も合わさない。

また診断士として詳しく書いてみたい。

2012年7月15日日曜日

7月14日(土) 29点~イエローキャブ値上げ②「我々は時間を売る商売やから」

先日ニューヨークのタクシー値上げについての投稿をして、

個人的に値上げには賛成

という立場から書いたが、

情報主のYSさんから、

「利用者としては、安いにこしたことはないのですが、安すぎることの弊害はどんなところでしょうか」

という意見を頂いた。

このブログにアクセスされる方は運転手か、又は運転手に興味を持っている方が多いかもしれないが、

利用者側から率直に言えば、

安い方がいいに決まってる

ということは俺もわかってはいるつもりである。

ここでちょっと視点を変えてみる。

資本主義というのは、

言ってみればコスト削減至上主義(デフレ誘導主義)である

競争により、

より良いものを、より安く、消費者に提供する

という理想を実現しようというものである。

例えば半導体の製造工場があったとしよう。

競争により、原価低減が求められている。

どうしましょうか?

工場に本部の人間も来て、幹部会議が開かれる。

原価管理のスペシャリストの生産管理部長が発言する。

「まず標準化です。部品を標準化しましょう。多くの製品に適用することで、ロット毎の発注量を増やして、それによって仕入価格を下げることが出来るはずです」

「なるほど・・・」

一同がうなずく。

管理部長は続ける。

「そして工場のオートメーション化(自働化)です。最新設備を取り入れることで、今まで作業員に頼っていた工程も機械化することによって、人件費を削減することが出来ます」

「そのような設備を取り入れるのに、どの程度の投資が必要ですか?」

財務部長が質問し、管理部長と投資対効果について侃々諤々の議論が行われる。

外のセミの鳴き声に、居眠り状態から目を覚ました社長が発言する。

「うん・・・ある程度コスト削減がうまく行けば、販売価格を下げることが出来る。そうしたら大量生産だ。生産量を増やせば、さらにコストを減らすことも可能だ」

社長は、「今までの話をほとんど聞いてなかったのに、なかなかイケてる発言やろ」とニヤニヤしながらタバコに火をつける。

それらの議論を聞いていた、心配性の副工場長が発言する。

「しかし、そんな大量生産をして、どこに売るんですか?」

それを聞いた海外マーケティング部長は、高価なスーツの肩の埃を払いながら鼻で笑う。

「あなたは国内しか見えていないんですか?グローバリゼーションの時代ですよ。海外に目を向ければ売る場所はどこにでもあります。特に今後のアジアの可能性は無限ですよ」

さあ、ここまでの話をまとめてみよう(長いねん、誰もついて来-ひんで)。

①標準化

②自働化(又はIT化)

③大量生産

④グローバル化

これらはどれも、ものづくりの世界の重要なキーワードである。

さあ、タクシーにあてはめてみよう。

①の標準化

いきなりだが、これが一番専門的な話になる。

タクシーにおける標準化とは、

地域的な標準化

かなーと感じる。

要するに地域(営業区域)の線引をなくしてしまえば、

例えば、東京都市部から、千葉の浦安へ乗車したとして、

客を降ろして、

そこからまた駅に並んでいる客を乗せれば、

非常に効率的であって、

その場合帰りの客は半額でも構わないと思う運転手もいるだろう。

もちろん勝手に料金を割り引くのは違法だが、

営業区域外、要するに東京の運転手が千葉で客を乗せるのは

基本的には違法である

個人的には、これはあっても良い(規制緩和すべき)と思うが・・・

②自働化

これは、とりあえず無理でしょう。

どんなに技術が進んでも、

車を自働で(指定した行き先に)走らせるのは無理やと思うけどね

危険やしね。

③大量生産

ここが一番のポイント

タクシーは大量生産できないんですよ

我々は時間を売る商売やから、

時間単位で売れ筋がいくつかあるわけですよ。

ものづくりなら、売れ筋の製品があれば大量に作って、コスト削減出来るわけやけど、

タクシーはどんなに需要が集中しても、

その時間に乗せることが出来るのは1台で1客(グループ)のみ

安くするどころか、

需要を分散するためにも、

ここは高くせなあかんくらい

この辺は他の業界と比較するにあたっては重要なポイントやろね。

④グローバル化

まあ、これは説明いらんでしょ。

タクシーはグローバル化出来ないんですよ

さあ、他の業界と比較してタクシーの特殊性がわかってもらえたやろか

2012年4月7日土曜日

4.5(木)37点 6(金)39点~取るべき戦略

水仙は英語でnarcissus

ナルシストの語源となっている…(だからなんやねん)

先日の嵐の日、電車が止まっていたH駅から無線

見た目高校生くらいの男性

が乗ってきた。

「電車動いてないんで、S駅までお願いします」

「了解です」

若者はトラブルにも苛立ちを見せず、何か楽しそうに見えた。

「この(駅の)近くの会社に高卒で4月から就職したんです」

そう言うと、俺の得意な会社情報ねほりはほりヒアリングに快く応じてくれた(まだ隠すこと知らないのにやめろ)。

「そうか、まだ車持ってないんやね」

「はい、それで今日は社長の車で神戸まで研修に行ってました。社長すごくいい人で、帰りもこの駅まで送ってくれたんです」

聞けば社員は20名程度、分野を絞って厳しい時代を生き抜いている優良中小企業だが、

社長、送る駅が違う

この数時間前からJRのトラブルはラジオで頻繁に流れていたのに、入社3日目の若者をよりによってこの駅に…

話を先日の投稿に戻して、

N社の戦略について

N社の社長は確かまだ40代

数々の先進的戦略を取って、ここ数年業界を引っ張ってきたわけだが、

今取るべき戦略は長期戦略

すなわちリクルートではないか

「そんなことは言われなくても分かってる」

と言われそうである。

しかも

「分かってても、タクシーはもう今どき(高齢で)やめてくばかりで、入ってこないんだよ」

これはN社に限らず、全国のタクシー会社の共通の悩みではないか。

タクシー運転手は減っていく

これは俺が運転手になった10年近く前から予見していたことだが、

現在現実の問題として浮かび上がっている。

運転手が減る

これは我々現役の運転手にとっては喜ぶべきことである

実際営収はここのところうなぎ登り

ライバルが少ない

ということは、すなわち乗務のモチベーションも上がり、ストレスも少なくなる。

しかし会社側にとってはどうだろう

例えば、N社はグループ約3000台の車両を保有すると言われる

現在東京地区の1乗務の平均売上が約4万円(隔勤)

と言われるので、

①稼働率90%として年間売上は約390億円

しかし乗務員の数が10%減ると、

単純に稼働率が上の計算からさらに10%減って

②年間売上は約350億円(稼働率81%)

車が減った効果で、

③各乗務員の営収が5%増えたとしても約367億円

①と比べると③は総売上にして20億円以上減少していることになる。

各乗務員の営収が増加しているということは、

燃料費はそれほど減らず(燃料価格の急騰で増加も考えられる)

歩合制の給与には少なからず累進性(営収が高いほど歩合率が上がる要素)を含んでいるので、

人件費率は増える

これはマスコミ等の報道からの情報に過ぎないため、実際のところはわからないが、

N社がかつて抱えていた負債は約1900億円と言われる

これを法的措置で整理したという話は聞かない。

資産の売却等でバランスシートをスリム化したとしても、

数百億円単位、もしかしたら1000億以上の負債が残っていると考えられる

上のような売上(300~400億円)で返済していくのは容易ではないだろうし、

経営危機の噂も裏付けられることになる。

要するにもし法的措置(会社更生など)をとった場合には経営者の交代という結果になる可能性が高く、

長期戦略どころでもなくなるだろうから

現社長のK氏を応援しているものとしては残念な話となるのだが、

リクルートの戦略

特に若い乗務員を増やす方法

N社だからこそ取れる(だろう)戦略についての妙案を俺は持っている

それについてはまたの機会に・・・(そればっかりやな)

4月5日(木) 景気60 晴のち雨
日照4.7 雨7.0 風8.9西南西 高16.0 低2.5
営収 37,560(13,910-23,650)
24(11-13)回
12.25(7.00-5.25)時間
MAX 3,190

この日は午後から降り出した雨がどんどん強くなって、

まあ夜はよく動いた

それにしてもこの時期の雨は汚い

ワックスもすっかり落ちてしまって、

車は歴史上例を見ないほどに汚れている・・・

一応車の手入れにはかなり気を使ってるつもりやし、

気になるなぁ

4月6日(金) 景気50 晴一時雨
日照4.7 雨2.0 風9.1北北西 高9.7 低2.0
営収 39,100(11,100-28,000)
15(3-12)回
12.75(6.75-6.00)時間
MAX 11,030

この日は昼間からイベント会場へ

会場での乗車は6時間で2回(8点)と散々やったが、

イベント会場をただでウロウロして役得満喫(若い女の子いっぱいやからな)

夜は最近の金曜にしてはイマイチで

30点を切る悲惨な結果に終わりそうな

最後の最後に遠方

助かったけど、まあこの日は省力戦略やったから

しかしワックスかけられず、夜雨も降って、車はさらに汚れて相勤さんへ・・・やば

2011年10月4日火曜日

10月3日(月) 晴 27点~タクシーバイキング?


知り合いの栗園で生まれて初めての栗拾いをしていた。


すると業者らしき人が来て、


「(農業)生産者のありのままの姿を撮影させてもらいたいんですが」


「・・・わたしは(生産者ではないんですが)」


「いえいえ!構いません。農業されている方がべらべら話せるわけがありませんから、そのままでいいんです」


「普通に作業していればいいんですね・・・痛!」


話は変わって・・・


バイキングレストランの話をタクシーに結びつけると、


どこまで乗ってもXX円ポッキリです


ということになる。


幸いタクシーの料金は認可制になっていて、そのような無茶な料金設定は現実的には出来ないようになっているが


もしそのような料金設定をするとしたら、


どうやろ、


遠方乗車を除外すれば、


乗車一回あたりの平均額というのは、大体千円プラスアルファあたりではないやろか


この金額は、面白いことに飲食店の平均単価と類似している


だからと言って、


どこまで乗っても1000円ポッキリです


みたいな料金設定が成り立たないのは感覚的に誰にでも分かるだろう。


タクシーの利用者にも多様なニーズがあることを想定して、


その倍額


どこまで乗っても2000円です


としたら、


これまた面白いことに多くのバイキングレストランの料金設定とかぶる。


この金額は利用者にとって魅力的やろか?


微妙なところだが、


このような料金設定に対するニーズは恐らく多いだろう。


しかしこんな料金でも成り立たない


これは誰でもというより、


実際タクシーに乗っている運転手なら感覚的に分かるだろう


ちょっと考えてみよう、


もちろん時間制限は設けなくてはいけない(バイキングでも一応時間制限はあったな)


仮に制限30分としよう


タクシーに限ってはエリア制限も必要になろう


このエリア制限というのが意外と難しいのだが、これも設定したとする。


それでも成り立たない


いくら需要が増えると言っても、


客を降ろしたところで、リードタイムなしにすぐにまた次の客を乗せられるとは限らない


実車率の限界というのは80%くらいではなかろうか


と思っているが、


如何せんこの場合料金は2000円


どこまで行きますと言ってもニーズは限られる


良く見て実車率50%くらいではないやろか


すると1時間2000円


20時間乗ったとしても営収は4万円にしかならない


全ての利用者が30分の制限一杯乗るとは限らないし、実車率をもう少し多く見たとしても、


せいぜい一日6万円が良いところではないか


言うまでもなく、


東京あたりの隔勤乗務で営収6万円は現在の料金設定でも十分可能である


というかさらに上、8万円でも10万円でも可能なのである。


しかし上の料金設定で営収8万円はほぼ実車率100%


一日中客を乗せている状態


万が一そんなことが可能だったとしても、


それが限界


そして一番重要なのは、


そんな仕事は楽しくない


ということになる。


供給側のモチベーションの問題


これが顧客ニーズの裏に常に存在する


それこそが罠


ということになる。


10月3日(月) 晴 景気60 高17 低8
営収 27,030(9,980-17,050)
18(8-10)回
13.25(6.25-7.00)時間
MAX 3,030


タクシーはサバイバルゲーム


ということを書いたが、


この日は月曜日で昼間の動きは悪く


数台の車は嫌気をさして夕方には帰ってしまった


しかし


車の少なくなった夜にはめちゃめちゃ動いていた


そしてそんな状況をA駅番で無線で聞いていただけの俺・・・


「タクシーは粘った奴の勝ちやで」


かつて地域の稼ぎ頭だった先輩運転手が言っていた。


納得やね






2011年10月3日月曜日

10月2日(日) 晴 28点〜バイキングレストランはなぜ成り立たないのか?


山間部を走っていると、

なぜこんなところに、こんな建物が?

誰が?何の目的で?

そんなことを考えさせられることがよくあるが、そんなのもまたこの仕事の面白いところである。

また街を走っても、

繁盛している店

なくなっていく店…

なぜ繁盛しているのか?なぜあかんのか?

そういうことを深く考えながら走っていれば、この仕事は案外

現実経済をより良く知ることが出来る職業

と言えるのかもしれない。

一例を挙げると、

バイキングレストラン

これは一時期ブームのように各所に出来ていたが、

今では(この地域では)ほとんどなくなってしまった

ブームが去ってなくなったのではない

ブームの最中になくなっていったのである

なぜなのか?

これは難しい

バイキングレストランとは、言わば飲食店の形態としては

究極まで顧客ニーズを追い求めた形

と言えるかもしれない。

好きなものを、

好きなだけ、

リーズナブルな価格で提供する

消費者からすれば理想的なレストランであり、

需要が集まるのは当然だろう。

大抵の店には行列が出来ていた。

しかしなぜこのビジネスは(仮説として)成り立たなかったのか?

考えられる説をいくつか挙げると、

�顧客ニーズは多様であり、そのすべてに応えることは困難である

例えば回転寿司はある意味バイキングレストランとしての成功例だが、ニーズを「寿司」に絞っている。

�参入が比較的容易であり、競争環境が生まれてしまった

また回転寿司の例を挙げると、回転寿司の場合は回転ベルトの設備負担や、そこでの業者関係(個人業者に簡単にベルトを売らせない圧力)などがあり、参入は容易ではない。

�供給量の柔軟性がなかった

多くのレストランでは食事時間帯の供給は限界(行列が出来るなど)に達していた。

例えばマクドナルドは行列が出来ていても、セットメニューの提供による単価アップや、回転を上げることで収益の向上を計ることに成功している。

結果的には競争環境で

値上げなどの戦略を取ることが出来ず

一方で需要は逼迫しているので、

人員削減などの効率化も出来ず

行き詰まっていったのではないか

なぜこのような仮説を掘り下げていったのか?

それは、

タクシーの相乗りビジネスは成り立たない

という仮説につながりがあるからである(なんかこじつけっぽいな)。

キーワードは、

顧客ニーズの罠

顧客ニーズに応えることがビジネスの成功につながるとは限らない。

詳しくは次回…(またか)

10月2日(日) 景気50 晴 高20 低11
営収 28,800(12,300-16,500)
8(5-3)回
12.25(6.25-6.00)時間
Max 13,590

10月初乗務は

いきなり日曜日のA駅番

久々の日曜出勤やったが、

夜は苦しかったな…

しかもやる気のないはずの他社のタクシーが、いつも22時頃には消えるのになかなか帰らない…

この仕事はある意味サバイバルゲーム

やる気のない奴らが頑張ると戦況が変わる

結局10時間以上頑張ったA駅は15点で終了

最後に勝負に入ったS駅で、

一発13点(立花)

タクシーはドラマや…(なんかよくわからんな)

2011年7月3日日曜日

いい時代がやってきた?

今週は木曜日(30日)に宍粟まで行ったり、

自家用車で・・・(タクシーやないのんか)

まあ、なんとなく忙しくてブログ更新も後回しになってしまった。

アップできてなかった2日分の日報

6月29日(水) 景気指数60 晴 日中33.7℃(今期最高)
売上 29,490 16(5)回 11.00時間 MAX 5,350

上半期最終乗務

この日は出庫前に自家用車の洗車で昼過ぎに出庫

昼間はとにかく裏目裏目で、

行き詰まって17時過ぎ5点で中断、

その後夕方にめちゃめちゃ動いたらしい・・・

しかし夕飯後の夜もさらにめちゃめちゃ動いて、3万手前。

しかしみんなめちゃめちゃ稼いでたな・・・(周りを見るな、足元を見ろ)

上半期まとめないとな。

7月1日(金) 景気指数70 くもり一時雨
売上 48,450 25(4)回 13.25時間 MAX 9,030

下半期最初の乗務

この日の朝出勤して、前の日(木曜日)の各運転手の売上を見ると、

ビックリするような数字が並んでいる

平均4万超えてるんちゃうか・・・

このところ、

「どうなってんやろ?」

って思うくらいに景気が良い。

この金曜日もめちゃめちゃ動いた。

昼間は新聞も読めないくらいに、

ひっきりなしに仕事が入る

中断(20時)までに26点

夜はついてなかったが、

それでも25回、5万手前

何かいい時代がやってきた

・・・のかな?



いよいよ明日(今日?)は

「マルモのおきて」最終回(涙)

このために今日がんばって報告書仕上げた・・・(何の?)

連続ドラマを(楽しみに)観るなんて何年ぶりやろ

子供といっしょに観るのは初めて

芦田愛菜ちゃん、紅白間違いなしやね