2012年4月19日木曜日

4.17(火)29点 18(水)34点~「チース!」

先日の投稿の続きが途切れていたが、

別に大したこともないのだが・・・(誰も期待してないから)

とにかく乗車した男性が、

金をおろしにコンビニに入って行って、

ATM機械の前でその客が切れた

という話だが、

ATMの機械の前で、

俺にカードを差し出して、

「お前が(ATM引落の操作を)やれよ!」

と迫ってきたのである。

最初は断ったが、

執拗に迫るので、

カードを受け取った

こっちも早いとこ金もらわないと困るのである。

「そんならやりますけど、暗証番号とかあるやないですか」

「1188」

「・・・随分覚えやすい番号ですね。変えた方がいいですよ」

「大きなお世話や」

「お子さんおるんですか(いいパパのお父さんですか)?」

「だから大きなお世話やゆうてんねん」

「あぁ、すんません」

「おかんのことや」

「・・・(いい母の1188かい、でかい口たたいてマザコンか)」

品だしのふりをして近くまで来ていたコンビニの若い店員は、けんかにならなくてつまらなかったのか向こうの方に行ってしまった。

そんな会話をしながらATMの操作をしていた。

自分で何度やっても金が出てこないゆうんやから、

どうせ(口座に金なくて)カード止められてるんやろ

といい加減にやっていた。

「金額は・・・」

「1万」

「1万しか払わへん」とか言ってたが、

もう既にメーター1万超えてたし、

ここまでやって意地でもまけへん

という気持ちは心の中に燃やしていた。

{2,0,0,0,0}

どうせ出てこないと思いつつ2万円と打ち

しかも

{千円両替}

{確認}

とすると、

なんと普通に金が出てきた。

ちょっとびっくりして、

「(金)出てきたやないすか」

と金を渡すと、

千円の束を見つめて戸惑いながら、

「あぁ・・・ありがとう」

普通に驚いている様子。

何故本人が(ATM操作が)出来なくて、

俺に出来たのかはわからないが、

ここからこの客の態度は明らかに変わったようである

もう一度タクシーに乗って、

コンビニのすぐ近くのマンションへ、

料金は¥10,550

「1万しか払わへん」

と言っていたわけやから、

ここからが勝負や、

たとえ500円でも絶対にまけへんで

と身構えていたら、

「チース!」

わけのわからない掛け声と共に、

1万1千円渡してきた

「あ、あぁ・・・ありがとうございます」

と釣りを出そうとすると、

「チース!いいよ、開けて」

ドアを開けると、

また一言

「チース!」

と言いながらマンションへ向かう坂道を下っていった。

流れ的にまさかチップをもらえるとは思っていなかったし、

やはり気が張っていたこともあって、

しばしその場で呆然としていた

そして胸ポケットにその1万1千円を入れながら、

「・・・チース」

と一人つぶやいた。

4月17日(火) 景気40 晴
日照10.3 雨0 北北西7.4 高19.1 低5.1
営収 29,480(16,370-13,110)
17(6-11)回
11.25(6.00-5.25)時間
MAX 4,150

空はよく晴れたものの

景気は先週くらいから、

少し失速してきた雰囲気

この日も良くなかった

最終は俺の1台前が「奈良」なんてビックリしたが、

帰ろうと思ったら駅の出口で手が上がって、

ホテル探し

なぜがどこもホテルが一杯で(近くでイベントがあるらしいな)

結局古びたカーホテルまで3千超

ラッキーやった

4月18日(水) 景気40 晴
日照10.9 雨0 北北西5.9 高21.6 低3.4
営収 34,860(16,370-18,490)
20(9-11)回
13.50(8.25-5.25)時間
MAX 3,110

この日は運転手のゴルフコンペがあるとかで、

車が少ないので早く出てくれと言われ

少し早め(10時)に出庫したが、

14時頃までさっぱり

それでもなんとか粘って、

時間入れて

あたりもなく、

久々努力で作った30点やった

2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。。

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    1. 営業コメントと知りつつ、ここを借りて追記させてもらいます。

      投稿しながら気づいたのだが、上の客はカードキャッシングをしていたのではないか。キャッシング枠を一杯まで使っていたため何度トライしても金を出すことが出来なかった。

      それに対してカードを渡された自分は当然のごとく口座からの引落をしたわけで、借金漬けであっても何らかの理由で口座にはいくらか金が入っていたのではないか。

      タクシーに乗っていると、いやでも他人の生活の裏が見えてしまうことがあるのである。

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