2026年4月22日水曜日

タクシーストーリー 第34話 乗務初日

 初日の乗務は最初の乗車(加納町から新神戸)以外、あまり覚えていない

一日わけもわからずに神戸の街をウロウロして、

ときどき乗車もあり、

公園の路肩に停めて横になったり、

気づけば2万円を少し超えていた

隔勤乗務の予定だが、初日やし日勤の時間で終えて良いと言われていた

17時を過ぎたくらいで、

そろそろ帰るか

と山幹を走っていたら、

六甲のあたりの道路脇で、手を挙げられた

おー、これで三宮行けたらラッキー

と思い車を路肩に寄せ、ドアを開けた

「阪神尼崎」

は?

三宮方面向いてるんですけど

「阪神…尼崎…ですか」

またもテッパンの行き先なのに、

一生懸命ナビで検索する

「2号線で行ったら良いですか?」

「うん、任せるよ」

新人にとって、この「任せる」はまたプレッシャーである

指示してくれた方が助かる

会話もなく、尼崎までの2号線を東に向かって走った

4,50分かかったやろか

2号線から十間の信号を南に降りたあたりで、

「あ、このへんで良いわ」

支払いは愛のチケットやった

9,300円

チケットには大手薬品会社の名前が印刷されていた

お医者さんやったんかな(高速で行けば良かったのに)

2号線をまっすぐ走っただけやけど、

なんか大きな仕事をした気分になって、

1時間弱、無言の乗車やったけど、

なんか楽しかった


4月21日(火) 63,640 52回

回数はがんばったけど、

単価悪かったな

1時過ぎは仕事なし






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