2011年11月15日火曜日

11.14(月) 晴 40点~CS

12時半頃になって無線が流れた。

「13時より職場集会があります。全車入庫してください」

えー!

一時間も待ってたのに・・・まだ早いやろ

病院(2台目)を出ようとしたそのとき、

車椅子のご老人が!

なんと会社のチケット客で遠方7点

車椅子が輝かしく見えるのはこの仕事ぐらいではないか。

20分ほど遅れて職集の部屋に入る前に、

休憩室の売上グラフを見る(今月10日まで)

なんと俺は今期営業エリアトップの成績

タイミングが悪い・・・

職集のテーマは無線配車について、

我々ローカルのタクシーは、

「流し」というのはほとんどなくて

駅や病院に待機して、会社に電話があれば(基本的に)近くのところから配車されるシステムである。

しかしやはり基幹駅、

要するに地方でも大きな駅に入る車が多く

そういった連中が、

「もっとわいらに仕事よこせ」

と配車方法を変えろ、

とか、

もっとみんなの収入を平均させるべき

とか叫ぶのである。

俺は昼間はそういう駅には入らないスタイルを取っているので、

彼らの(文句の)的になりやすい

各自がいろんな意見を言っていたが、

一つ大事な言葉が抜けていた

どの業界でも当たり前のように議論される言葉が、この業界には存在しない。

俺の意見も求められた。

「えー・・と、

まず『不公平』という言葉が出てましたけど、とりあえず(我々内部の)そういったことではなく

少しでも早く配車先に着いて、少しでも早くお客さんを目的地に送る

っていうのが、タクシーに求められているもの、基本だと思うんです。

そうやってお客さんに満足してもらうことで、また呼んでもらえるわけで、

それを忘れてしまったら結局客に見離されて、みんなが泣くことになるんやないですか」

決まった・・・

自分の言葉に酔っている俺に、

(こいつアホちゃうか?絶対アホやで)

(本気で『お客さん』とか言うてるわ・・・うざ)

(なんか髪型変やな、かみさんに切ってもらったんちゃうか)

みたいな、冷たい視線が注がれた。

そう抜けていた言葉とは

顧客満足(CS)

である(クライマックスシリーズかと思ったわ)。

そういうことをしっかり考えていくことで、

必ずタクシーのイメージも変えることができる

そう信じている。

11月14日(月) 景気60 晴一時雨 高19 低7
営収 40,540(21,250-19,290)
15(9-6)回
12.00(6.50-5.50)時間
MAX 9,670

今日は月曜に職集

25点も出来れば上出来か、それも厳しいか・・・

なんて思ってたら、

昼間から遠方は当たるは絶好調

夜も大きいのがあってなんと40点

わからんもんやねぇ

4 件のコメント:

  1. お疲れ様です

    顧客満足度ですよね
    私も同感です
    当たり前の事だと思います
    生き残る為に必要な事だと思います

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  2. はじめまして、ジョジョと申します。いつも楽しい日記を、
    コソーリと拝見させていただいております(笑
    スピーチの下りが面白くて、珈琲吹きました^^ あっ、Yシャツが…汗
    お仕事頑張ってください!

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  3. たくぞうさん

    ありがとうございます!

    多くの運転手が意識していないからこそ、ちょっとした、当たり前の顧客サービスに感動してもらえることがあります。

    例えば・・・普通より大きな声であいさつしたりするだけで、何か手ごたえを感じるんですね。
    「この運ちゃん違うな」
    から
    「最近タクシー変わったな」
    みたいに、やりがい感じますよ。実際。

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  4. ジョジョさん!

    なんか昔そんな漫画ありましたよね・・・ファンでしたが。
    あんな感じで、楽しく、アホらしく、それでいてクールに行きましょう!

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