「もうすぐ、来月から万博始まるね」
お客さんから、こんな話題を振られることは多い
万博会場の輸送が課題になっていて、ライドシェアの時間制限解除や、タクシーの営業区域の制限解除なども行われる予定である。
「タクシーが不足してるとか言われてますね」
「それはライドシェアでなんとかカバー出来るんやろ」
「…どれだけの人がライドシェアするんですかね。しかもそれらの車が、万博会場に入るという保障はあるんでしょうか」
「そら、万博のためのライドシェアやから、入るやろ」
「ライドシェアは基本個人事業者ですから、そこに入らないといけないという縛りはないと思います。万博会場は島ですし、タクシー的には非常に効率の悪いエリアになりそうです。ライドシェアの車は想定しているほど入らないのではないでしょうか」
「そんなら、タクシーが入るやろ」
「経験あるタクシーの方がそういった効率の悪いエリアは避けます。しかも外国人が多いとなれば、タクシードライバーのほとんどを占める年配ドライバーは近づきません。万博始まったらすぐに車不足でパニックになるんやないですかね」
「どうしたら良いんや」
「ライドシェアでは無理ですが、タクシーで固定給のドライバーを作るべきですね。仕事があるのは分かってる。あとは固定給で強制的に万博会場に入るように指示をする必要があります」
「タクシーで固定給なんてあるんか」
「今はほとんどありません。しかしこれからは万博会場に限らず固定給のシステムを取り入れないと車両不足は免れないでしょうね」
3月22日(土) 57,270 40回
お彼岸で、墓参りの仕事なんかもあったが、夜は静かやったな。
桜もまだまだかなー
貴殿のブログタイトルが以前と違いますよね?なので昔から見ていた人は以前のタイトルで検索してもでてこないので閉鎖したと勘違いされてる方もいるのではないですか?余計なお世話ですが。
返信削除きよ様
返信削除コメントありがとうございます!
以前のブログで多くの方に読んで頂いて、「タクシードライバーの社会的地位の向上」という理念も伝わっていた手ごたえがありました。
ドライバーを離れたことで、長い時間(10年)経ち、自分自身の理念を失いかけていないか自問自答する日々でした(管理者として一瞬でもドライバーを軽視、蔑視することはなかったか、何より中間管理職として何か出来ることがあるんだろうか)。
そしてドライバーに戻って現場の最高の空気を吸いながらも、新たに若い頃にあまりなかった「恥ずかしい、人に言えない」という感情が少し芽生えたことも事実です。
そんな中、もう一度自分が何者なのかを考えながら、誰にも読まれていないと思って(笑)ブログを書き始めています。
わたしの心の葛藤も楽しんでください。