2025年7月10日木曜日

「いやー、今日は当てられてしまって…」

 今日は夕方2台口の仕事があった。

タクシーというのは基本一人仕事

チームや組織というものは、もちろんないことはないが、あまり気にするほどのこともない

人間関係というものがほとんどなくて、それが良いところでもあり、

人によっては寂しい(孤独)と感じるかもしれない

そんな中、法人タクシーで仕事をしていたら、

たまに、ほんまに数乗務に1度2度、こういった2台口とか、3台口とかいう仕事がある

配車先にお客さんがいれば(すでに待っていたら)、そこから乗せていくだけなので、同僚との絡みはない

しかし、こちらが待たされるときは、そこで少し会話を持てることもある

「お疲れ様です!」

一応後輩だが同世代のドライバーである

彼はでかい、190を超えている

大谷翔平とほぼ同じ身長らしい

ちなみに俺はイチローと同じ身長だが(聞いてない)

「どうですか?今日は」

社交辞令を交わす

「いやー、今日は当てられてしまって…」

「当てられて…って、もらい事故?」

「はい」

「まじで?どこよ?」

前方のバンパーが少し傷ついている

「ちょっとカーブするところで、前の車が曲がりきれなかったみたいで、いきなり後退してきて…」

「警察呼んだん?」

「はい、11時頃に当てられて、終わったの14時前ですわ」

「えらい(時間の)損害やね」

「なんか保障出ないんですかね」

「絶対出さなあかんよな…でも保険会社はその日の分は出さへんな(※休車損と言って翌日から車を止めた分は出してくれる保険会社は多いが、その金は会社に入るだけ)、前は管理者やってたから事故処理もやってたけど」

「もう今日ひどいですわ。そっちはどうなんですか?」

「俺は今日昼過ぎ明石行って、もう4万近く持ってるで(言うな)」

ドライバーというのは、人の良い話は聞きたくないが、

自分の良い話は言いたくて仕方ない

そういう生き物である


7月9日(水) 66,080 36回

上の2台口も大阪心斎橋

19時頃には5万ほど持ってたことを考えると、

夜もうひと伸びほしかったなー(贅沢言うな)





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