2025年10月17日金曜日

「大丈夫ですか」

隔勤が好きとは言え、

隔勤というのは、ある意味めちゃめちゃ自由時間が多い反面

勤務時間の長さは過酷である

俺は基本18時間の乗務をしているが、法的には20時間までの乗務が可能である

18時間でもハンパない長さである

俺は通勤に約1時間かけているので、

朝6時過ぎに家を出て、

帰るのは3時から4時である

乗務は8時過ぎの出庫だが、

業界用語で「青タン(2割増)」と呼ばれる22時くらいからは睡魔との闘いである

別に休憩取って寝ることは出来るが、

当たり前だが、その分営収は減る

どうしても無理して駅に入ったり、アプリ配車取ったりする

前回の乗務だったが、

締め日で、夜仕事なくて、眠いし、テンションだだ下がりで帰庫しようとしたとき、

病院からの無線が鳴った

その病院は大抵遠方などないのだが、

行き先は垂水

「(阪神高速)若宮で降りて、2号線走ってください」

「分かりました」

ロングで嬉しかったが、

深夜の高速は睡魔を助長する

それでも高速ではギリギリ緊張感を維持していたものの、

高速を降りると、怒涛の睡魔が襲う

ウトウトして、少し車線をはみ出しそうになった…

「大丈夫ですか」

お客さんにこの質問をさせたことで、俺はドライバー失格である

お客さんは恐怖を感じたのだろう

大きな事故にならなくて良かった

反省して、プロとしてこの隔勤乗務で胸を張るために、

生活を管理しなくてはならない

明けの日は早く寝て、乗務中忙しくても昼間から適度に休憩を取り、仮眠する

隔勤は奥が深い


10月16日(木) 72,370 38回

今日は当たり良かったな

前乗務の反省を踏まえ、乗務最後まで睡魔に捕まることもなく、

定時(2時)で帰庫

しかし帰りの自家用車でバス停に停まり、しばし爆睡してしまった…



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