タクシーの世界は2,3年のにわかでやたら知ったようなことを吹聴するドライバーもいれば、
50年乗っていても、謙虚な姿勢を失わないドライバーもいる
先日墓参りの仕事で、そんな先輩と一緒に仕事をさせてもらった
「この貸切って、どうやってメーター操作したら良いの?」
そんな先輩に(事務的なことを)俺が教えるような状況だったが…
俺も一応この世界20年を超えるキャリアではあるや墓参りのお客さんを待っていたとき、いろいろ話が出来た
「(ドライバーになったのは)万博の後かな、万博は忙しかったみたいやけど」
「万博って、(1970年の)前回の…生まれてませんわ」
「あの頃初乗り300円くらいやなかったかな、よう覚えてへんけど。でも、3年くらいでどんどん(初乗り料金)上がっていったわ」
「自分も(この世界)20年以上になりますけど、まともに上がったのは2年前が初めてですわ」
「そんでもな、300円そこそこで、1日50回は乗せて、よう(水揚げ)上がったよ」
「どんくらい上がりました?」
「どうやろ…それでも年収で700万はあったな」
「70年代に700万ですか。えぐいすね」
「タクシーも良い時代あったねん。今はあかんな」
「これからまた良い時代が来ますよ」
4月2日(水) 69,320 29回
4月最初の乗務
昼間は淡路観光なんかもあって、予定外の雨も降って…まあまあよく動いたな
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