2012年9月21日金曜日

9月19日(水)29点 20日(木)27点~期限切れのチケット


4連休明けの乗務は、

午後に息子が熱を出して、

長い休憩(15~17時)を取ったりして

2万円に届かずに終わるところだったが、

最後の客が、

「伊丹まで、山の方通ってもらえますか」

同年代(30代)の男性だろうか。

これは「山の方」が、近道と思って指示して来たのだろうが、

実際は、高速通っても金額はほとんど変わらないし、当然早い。

しかしもう最後の客になるだろうから、

急ぐ必要はないし、

正直言って、乗客が道を指示してくれるのは歓迎である

乗客の指示であれば、遠回りだろうが何だろうが関係ない。

そして目的地の、最近建てられたばかりのきれいなマンションに着くと、

「クレジットカードいけますか?」

「すみません。カードだめなんですよ」

「そんならタクシーチケットは?」

「・・・チケットなら大抵いけますよ」

チケット持ってるんなら、最初からカード聞く必要ないやん。

「このチケット『1万円未満』になってるけど」

「あぁ、それじゃあ『9,990円』書いてもらって、残り(1,680円)現金でもらえますか?」

「現金・・・ですか」

渋々2千円を出してきた。

どうやら、どうしても現金を出したくなかったようだ。

釣りを渡して、

「どうもありがとうございます」

ドアを開けて、

チケットを確認すると、

有効期限が『2010年11月』になっている

急いで車を降りて、

「すみません!お客さん!」

男性はマンションの入口に入りかけていた。

新しいマンションはセキュリティが充実していて、

入口に入ってしまったら、もう客にアクセスすることは不可能である。

チケットを見せて、有効期限のことを伝えると、

表情ひとつ変えず、

「あぁ、そうですか。部屋行って金取ってきます」

「そうですか。また戻ってきてもらって支払いしてもらうのも悪いんで、お部屋まで着いて行きますよ」

会社発行のチケットならともかく、

個人の期限切れチケットはやばい。

ギリギリやった・・・

マンションの16階の部屋の前で待ちながら、深夜2時の夜景を見下ろしていた。

9月19日(水) 日照10.1 雨0 気温23.5(28.7)
営収 29,780(7,400) 17(7)回 11.00(3.50)時間
MAX 11,670(1,510)

そして今日(20日)締め日は、

朝子どもを送って、ひと眠りしようと思ったら2時間近く寝てしまい

起きると昼前・・・

急いで出勤して、

13時過ぎにやっと一回乗せたところで電話

息子がまた熱

しかたなく保育園に迎えに行って(14~15時半)、

最後追い込んだが、詰めが甘く30点に届かず。

ちょうどこの日の出庫前、同年代の同僚と話していた。

「タクシーって独身の人が(時間の融通利くから)絶対有利ですよね」

「ふん・・・でも子どもがいるからがんばれるってのもあるからね(かみさんはいなくてもいいけど)」

9月20日(木)A 日照3.3 雨0 気温21.6(26.7)
営収 28,050(9,700) 15(5)回 9.50(4.50)時間
MAX 6,390(2,870)

洗濯物干そ

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