2011年12月23日金曜日

12.21(水) 35点 22(木) 43点~「夢」って何なん?

今週は苦しみながらも、

なんとかこらえた

という感じかな。

やはり12月は

第3週がピークで、第4週はしぼむ

のが最近の傾向である。

今日(22日)もA駅番はイマイチ

苦しんで、苦しんで

24時前の客

40代の男性と、20前後の学生、そしてさらに若い女の子

どうやら親子ではなさそう

つながりの見えない3人組

「すみませーん、S駅まで行ってくれる?」

スキンヘッドでよく肥えた年長の男性が、助手席に乗り込みながら言った。

S駅までなら約4千円のコースである。

「わかりました」

ほどなく車内で3人の会話が始まった。

助手席に乗った男性は結構酔っ払っている。

声がでかい。

「やっぱりな、最近の若い奴はあかんで!遊びっちゅうもんをわかってない」

「そうですか」

後部の若い男が相槌を打つ。

この男は賢そうである。

「ところで、お前ら何歳や?わしはもうすぐ50や!」

「ぼくは21です」

「わたしは17」

「なにぃ!お前まだ17か!」

ここで俺がちょっと口をはさむ。

「みなさん、知り合いではないんですか?」

「今そこの駅で会ったとこや。これも何かの縁やで」

「みんな偶然行き先が同じ駅なんですか?」

「電車の乗り過ごしや、こいつら寝てもうたんや。帰りの電車もうないやろ」

「はぁー!乗り過ごしはよくありますけど、同じところまで3人いっしょなんて珍しいですね」

「ハハハ!実はわしはさっきの駅の近くやけどな。こいつら送ったって、向こうでみんなで少し飲もかゆう話になってな」

「はぁー・・・(おっさん正気か?)」

「でもお前は17か、ダメや。飲まれへん、家帰れ。運転手さん送ったって」

「わかりました」

「お前(男の方)は飲むぞ」

「すみません・・・運転手さん、ぼくもこの娘といっしょのとこで降ろしてください」

「わかりました」

「なんや!お前降りるんか。いっしょに飲む言うたやないか!」

空しい・・・このパターンだと、タクシー代だけ払わされるんやろな。

「ところでお前(女の子)!こんな時間まで何しとったんや?」

「大阪でバイトです」

「バイト?なんで大阪や?変なバイトしとるんちゃうか?」

うーん、流れの悪さから絡み始めたか・・・

「いえ・・・学校が大阪なんで」

「学校で何勉強しとるんや?」

「何って・・・適当に」

「『適当に』やと!高い金払って、親に学校行かせてもらって『適当に』はないやろ!おい、お前(男の方)!お前も学校行っとるんか?」

「はい」

「どうせ『適当に』行っとるんやろ。最近の若い奴はみんなそうや」

「いえ、ぼくは夢があるんで」

「『夢』やと?まあええわ。ところでお前飲まへんのか?」

どうしても飲みに付き合わせたいらしい。

「いえ、今日はやめときます。ありがとうございます」

「今日は」というか、タクシー降りたら多分一生会うことないやろ。

とりあえず、若い二人の目的地に着いた。

「ここでよろしいですか」

「はい、ここでいいです。いくらですか?」

若い男は一応払うポーズを見せた。

「ええ、ええわ。わしが払うとくから」

「えっ?本当にいいんですか?」

空気的におっさん払わな通らんやろ、可哀想に。

「それより、親に迷惑かけるなよ」

「わかりました。ありがとうございます!」

そのさわやか、かつ賢い若者の降りがけに、また俺が口を挟んだ。

「ところで、『夢』って何なん?」

「理学療法士になりたいんです」

「ほぅ・・・がんばってね」

「ありがとうございます!」

ちなみに理学療法士は2000年代初め、小泉政権の規制緩和によりその数が急増(約3万人から7万人以上)して雇用環境が悪化しているという、

タクシーと非常に似た状況になっていた業界である

この職業からタクシー運転手に転職されている方の話も聞いたことがある。

しかし若い資格取得者が近年大量流入した療法士と、主に50代のリストラ組が流入したタクシー業界では、

10年後、20年後の状況は全く違うものになるはずである

20代の若さでそこまで先読みするのは難しいんやろなぁ・・・

そして、残った年長男性に、

「それで・・・どうしましょうか?」

「さっきの駅まで帰って!」

「わかりました」

往復1万円なり

ちなみにこの男性、最初の駅から普通にタクシーで家まで帰ってたら約千円なり

ありがとうございました!

12月21日(水) 景気50 晴
営収 35,770(17,630-18,140)
20(13-7)回
12.00(7.00-5.00)
MAX 8,470

昼前後までは、動きが悪かったが

夕方からは年末らしく動いた

夕方ちょっと大事なことを考えていたのだが・・・

そういうときに限って、休みなく仕事が入り

判断を間違えてしまったかも・・・

いつもは暇な時間帯なのに、不思議なものである。

12月22日(木) 景気50 晴のりくもり 高10 低0
営収 43,910(6,210-37,700)
21(4-17)回
11.25(1.25-10.00)時間
MAX 10,070

予報で寒くなると言っていたわりには、

それほど気温は下がらなかった

用事で昼間(13-16時)に抜けたので、

晩飯休憩取らずに入ったが・・・

その時間(18-20時)にはほとんど仕事なし

さすがに年末の休前日だけあって、

夜は動いて作れたが、

疲れてたし、もっと力抜いても良かったかな。

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