最近タクシーで暴言吐く酔客もほとんどいなくなったな
なんて思ってたら
先週今週と立て続けにややこしい客に遭遇した…
その客は乗車する1時間くらい前から駅のまわりをふらふらしてた
駅に入ろうとしたら、赤信号を平気で横切ったりして
目に留まっていた男であった
あー…こいつ乗んのか
その男がふらふらと乗り込んできた
今まで何してたんや
「どちらまで行かれますか?」
「…」
すぐに答えない(近いんやろな)
ややこしいやつである
「えー…どちらまで行かれますか」
「××中学の上」
案の定、すぐ近くである
「はい、わかりました」
走り出して少しすると、
「…嫌なんか」
呟くように男が言う
「…はい?」
「嫌なんか?言うてんねん!」
口調が強くなる
「何がですか?」
「お前態度悪いねん!」
「はぁ…」
「『はぁ』ってなんやねん?
「はぁ…」
「なんやその態度は」
「別に何もしてませんが」
そうこうしてるうちに、
「この辺ですか?」
「あー、そこで止めて」
「700円です」
男は黙って1000円札を出す
「300円のお釣りですね。ありがとうございます」
「なんやそれ?」
「はい?」
「なんか文句あるんか?」
「…」
「文句あるんか言うてんねん!!ボケ!!」
「…」
「おい!」
「(清算終わったんで)降りてもらえませんか」
「俺金払ったよな?」
「はい」
確信犯やな
金を払ったら運転手は文句言えへんと思ってるんか
「早く降りてもらわないと次の仕事が出来ませんから、降りてもらえませんか」
「なんやこら、やるんかこら」
「そんなら営業妨害ですから、警察連絡しますわ」
「なんやこら!何言うてんねん、こら!!」
警察に電話する
「お客さんが降りないんですよ。それで暴言吐き続けてて、恐怖を感じるので」
警察「分かりました、すぐ行きます。運転手さん、お名前は?」
「…ここにその(ややこしい)客がおりますんで、(名前は)勘弁してもらえますか」
そんなやりとりをして、電話を切る
「なんや、お前!何しとんねん!」
「まあすぐに警察来ますから、待ちましょうか」
「降りるわ!開けろこら」
すぐにドアを開ける
引き続き暴言を吐きながら、ふらふらと去っていった
あー、むかついたわ
警察に電話する
「先ほどのタクシー運転手です。お客さん降りられたんで」
「そうですか。それなら運転手さんだけその場で待っててもらえますか」
なんでやねん
「いや、その客がいて怖いんで、もう現場離れました」
「そうですか、一応いつでも電話出られるようにしておいてください」
次の客乗ってたら電話出られるわけないやん
まあ良いか
「分かりました」
6月27日(金) 63,170 54回
今日は梅雨明け宣言も出て、
日中は暑かったし、よく動いたが、
ここんとこ夜がさっぱり
挙句に上の最悪の客が乗ってきて、
ほんま最悪や