2018年12月18日火曜日

0円タクシー?

0円タクシーが話題になっている。

https://dot.asahi.com/dot/2018120900008.html

が、

果たして、0円タクシーって必要なんやろか?

タクシーの広告価値については、常にその可能性を言及しているし、

その広告価値を議論する上の話題性としては面白いかもしれない

このブログもそうだが、グーグルはその広告価値を活かして利用者に様々なサービスを無料で提供することで成長してきたし、

我々も大きな恩恵を受けている

しかしこのようなネットサービスとタクシーのサービスの大きな違いは、

提供できるサービスのボリュームに制限があるかないかというところである

ネット上のサービスは広がりが無限である

そこに参加する人が多ければ多いほど広告価値は高まるし、無料にすることで参加者が増えて相乗効果が生まれる

しかし現状タクシーにはドライバーが必要で、有限のサービスになる(自動タクシーが出来れば話は別やけどな)

上の記事でも、

記者が乗車したのは8日夜9時過ぎの赤坂見附交差点近く。朝7時から運転し始め、記者はこの日11人目の乗客だという。
ちょっとこの例はひどすぎるが…(よほどさぼってるな)

タクシーを固定給にしてしまえば、こんなものである

給料分働かせるためには管理コストがかかり、それでドライバーの配分は減るという悪循環に陥る

無料にすることで参加者(または参加したい者)が増えても、それを受けるだけのキャパシティはない

結局そこに参加出来ずあぶれる者が増えるだけで、広告価値も下がる

要はタクシーに広告を付けることには大賛成だが、

しっかり料金は取るべき

という話である

広告による収入はプラスアルファとしてタクシー料金と同じように業者と運転手が折半すれば良い

それによって業者も運転手も収入が増え、管理者も運転手も収入が増えることでその質が上がる

そのような好循環を期待している

それらを踏まえた上で、今回0円タクシーという衝撃的な形でその広告価値を宣伝してくれていることは良い方に捉えるべきかもしれない

タクシーの良い時代はすぐそこまで来ている(結局は金やんな)


1 件のコメント:

  1. 0円TAXIに乗ってみたいものです。
    看板となる車ですから、ドライバーもそれなりの方でしょう。
    そんなサービスも感じてみたい。

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