今日は日曜出勤で、朝は道路の凍結も心配だったので、遅めの出勤やった。
車庫で車両の点検、清掃などしていると、先輩乗務員と目が合ったので、あいさつした。
「最近どうですか?」
非常に月並みなあいさつである。
「あかんなぁ」
月並な返事の後に先輩は続ける。
「わしも今年65になるからな。年金もらえんねん」
長いこと業界にいると、年金をもらい始めることを嬉しそうに話されたことは1回や2回ではない。
「良いですねぇ」
「いや、良いことばかりでもないで。50万の壁があるからな」
「はぁ…」
この50万の壁もよく聞く話である。
要するに、年金と給与収入の合計が50万を超えた部分は年金の支給が半額になるという、
ちょっと前まで大阪地区で流行った
『メーター5000円以上半額』
に似た制度である(似てるのか)。
それにしても65歳にもなって、まだそんなん心配なくらいに仕事するつもりか。
というか、この50万の壁のせいで仕事をセーブしているドライバーはめちゃめちゃ多い。
何せ大阪あたりでは、タクドラの平均年齢が65近い(全国平均57.6歳[2024年])わけやから、そら年金組も多いわけである。
そしてこの50万の壁は近いうちに見直しが検討されている。
年金と合わせて50万というのは、タクシーの仕事においてはすごく微妙な金額なんよな。
ゆっくりやれば20万、がんばれば40〜50万くらいの感じやから。
まあ今は(65歳以上は)がんばってはいけないことになる。
しかし、制度が見直されれば、
がんばる高齢ドライバーが増えるんやろな…
良いのか悪いのか。
2月9日(日)
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