街には早くもサンタさんが・・・
ちなみに英語で言うところの「タクシーヘイリング(taxi-hailing)」とは、
サンタさんがしているように、手をあげてタクシーを止める行為を言う
ツイッターで少し「タクシーアプリ」についての議論があったが、
要するにスマホを利用してタクシーを探すアプリが、
今や世界的な草創期となっているが、
その流れは一体どこへ向かうのか?
まあ、ぶっちゃけ我々タクシー運転手にとって、
アプリの普及が有利にはたらくのか(儲かるのか)
という話である。
何?違う?
利用者の利便性を上げるかどうかやって?
うーん・・・タクシーってのは日本では歩合制が主流やし、
世界的には、歩合制よりもさらに運転手がリスクを背負うリース制やったりするのだが、
残念ながら(運転手が)儲からないのに、利用者の利便性を求めて運転手が動くなんていうことはあり得ない
良く言えば、究極的に合理化されている業界なのである。
http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2411571,00.asp
まず議論になったのが、上のニューヨークのケース
ニューヨークにはTLC(Taxi and Limousine Commission)というややこしい組織が存在して、
タクシーアプリに制限を加えているという話である。
まあニューヨークなんかは、メダリオンシステムでタクシーの総量規制がひかれているので、
運転手は、わざわざスマホをいじって客を探すような面倒くさいことはしないと思うんよね(利用者のニーズは一番高いかもしれへんけどな)
http://blogs.bostonmagazine.com/boston_daily/2012/11/02/taxi-apps-vote-1-percenter-tuesday/
こちらはボストンのケース
http://www.huffingtonpost.com/2012/11/01/new-taxi-app-launches-tod_n_2060458.html
これはシカゴやね
http://sl.farmonline.com.au/news/metro/national/general/apps-put-nsw-taxi-monopoly-in-doubt/2632161.aspx
これはオーストラリア・・・後で読もか(読んでないのかい!)
まあとにかくタクシー関係のアプリは、今世界中で話題になっているということである(何気に2カ国しかないで、上には)
そして日本でも、
タクシー運転手を選んで乗るスマホアプリ「ポケットタクシー」iPhone版サービス開始
ちょっと概要を見て、コメントさせてもらおう。
iPhone利用者がタクシーを利用したいとき、
1. 先ずiPhoneの画面地図上で設定圏内にいるポケットタクシー登録運転手の存在と距離を確認します。
(はいはい・・・)
2.存在が確認できれば、乗りたい場所を指定し、行き先と助手席利用、トランク利用や、乗車の際に手助けが必要であるとか、妊婦であること、または、子供だけで乗車だというメッセージを圏内にいる登録運転手に投げます。
2.存在が確認できれば、乗りたい場所を指定し、行き先と助手席利用、トランク利用や、乗車の際に手助けが必要であるとか、妊婦であること、または、子供だけで乗車だというメッセージを圏内にいる登録運転手に投げます。
(面倒くさそー、そんな作業してる間にタクシー何台か通るんちゃう?)
3.対応する意思表明してくれた運転手の中から、他の利用者からの運転手評価データ(接客態度・安全運転度)などを参考に利用者が運転手を選びます。
3.対応する意思表明してくれた運転手の中から、他の利用者からの運転手評価データ(接客態度・安全運転度)などを参考に利用者が運転手を選びます。
(他のタクシーが通っても、その「評価の高い」運転手を待つわけね)
4.運転手の最終確認がとれれば成約となります。
4.運転手の最終確認がとれれば成約となります。
(さて、運転手は目の前で手を上げられても、こちらの仕事を優先するのかな?)
5.成約後は、利用者はタクシーとの距離が見れるのでイライラ解消ができ、運転手は搭載ナビとの連動による指定場所までの道案内が受けれます。
(指定場所に向かってる間に何度か手を上げられたら、運転手はイライラするやろなー)5.成約後は、利用者はタクシーとの距離が見れるのでイライラ解消ができ、運転手は搭載ナビとの連動による指定場所までの道案内が受けれます。
しかしね、こういったアプリなんやけど、
フェイスブックなんかの、SNSが普及してきている昨今においてね、
白タクの普及につながる恐れがあるよね
友だちに送ってもらって、
「ありがとなー、悪かったなー」
なんて、ちょっとした金を渡すのは違法にはならないでしょう。
運転手でない人が、または運転手がプライベートで、
運転手として、アプリに登録する
指定のあった利用者と、フェイスブックで「友だち」になる
自家用車で指定場所に向かって、お礼のお金を受け取る
これは違法ですか?
という微妙な話になってくるよね。
11月1日(木) 日照6.2 気温16.2-7.7 雨0
営収 28,310(15,210) 19(11)回 11.75(6.50)時間
MAX 2,310-3,110
前半戦はずっと病院に入って
いい流れで臨んだ後半戦は伸びず・・・
まさか30点に届かないとは
11月2日(金)A 日照4.5 気温13.8-3.4
営収 38,420(15,760) 22(9)回 12.25(7.00)時間
MAX 4,390-4,230
夕方頃に同年代のアベック乗車
女性は同じ年で、
昼間から酒飲んで妙にテンション高かった
ある商業施設まで、
「(電車で行くより)タクシーの方が安いって聞いたんですけど、本当ですか?」
「・・・(そんなわけないやろ)」
回数稼いで、数字は悪くないが
ビッグスコア(50点クラス)が出ても良い雰囲気やったので、
やや消化不良やった。
本当のそうですね。運転中にスマホなんか見てたらぶつけてしまいますわ。大体深夜の御堂筋なんか一般車よりタクシーの方が多いのにこんな事しませんよね。
返信削除ホルモン焼きさん
削除深夜の御堂筋はいい例ですね。
昼間の伊丹空港も然りですが、あの大量に並んでいるタクシーの間をぬって、
「すいませーん!アプリ予約入ったんで、前通してくださーい」
違反ではないですけどね…出来ませんよね。こういう空気は運転手にならないと(アプリを企画する人たちには)わからないでしょうけど。
ちなみに上の記事内容補足ですが、
ボストンでは、明日の大統領選の投票所へタクシーアプリを使って行くと割引(20.12ドル)が受けられるようですね…わけわかりませんが。
シカゴではHailo(この会社とUberという会社がアメリカではシェアを分けているみたい)がサービスを開始して、やはり割引サービス(乗車ごと5ドル)があるようです。
シドニーでは、ニューヨークと同じようにアプリに対する規制の議論があるようですね。ちなみにオーストラリアのタクシーの市場規模は45億ドル程度のようです(日本は約1兆7000億円)。