ついに担当車30万キロ達成・・・
07年2月に新車で託され、
10万キロは4年前の10月6日
20万キロは2年前の9月5日
10~20万キロと、20~30万キロは見事に23ヶ月のペースで一致している。
ベテラン整備士のFさんに言わせると、
タクシーの30万キロは人間に例えればまだ青年
とのことである。
・・・先日の続き
男子サッカー3位決定戦(韓国戦、3時45分キックオフ)まで時間があるので、
こちらの記事の訳の続きをしよう。
「49歳のマリーは、ロンドンのキャビー(タクシードライバー)になりたくて、
バスの運転手や、営業マンなど職を転々とした後に、
『ザ・ナリッジ(ロンドンのドライバーになるためのテスト)』
に挑戦し、見事2年半で合格に達した。
注:ちなみに、日本ではタクシードライバーよりもバスの運転手の方が社会的地位が高いようなイメージがあるが、ロンドンでは『バスの運転手がタクシードライバーを目指す』ということがしばしばあるようである。
モーリシャス生まれ、ロンドン育ちのマリーは言う。
『ドライバーになってから、最初の数ヶ月はストレスとの闘いだったよ。
本物の客を相手に、ロンドンの激しい渋滞の中でキャビーとしての技術を磨いていかなきゃならない。
ドライバーとしての自信を得るまでにはかなりの時間がかかったよ』
彼が言うには、かつて、15年前に比べるとロンドンの交通事情もかなり変わったとのこと。
特に今回の『オリンピックレーン問題』はそれを象徴している
注:『オリンピックレーン問題』とは、ロンドンでオリンピックのために設けられた車線(関係者専用レーン)にタクシーが入れないという問題で、誇り高きロンドンのドライバーを怒らせた時事問題である。
マリーは言う。
『オリンピックレーンはひどい話さ。
何日か前はハイドパークからマーブルアーチまで20分もかかったんだ。
このコースは通常なら1分半で行ける。
俺が渋滞で並んでいる間、隣りのオリンピックレーンは全く車が走ってなかったよ』
それでもマリーはタクシーの自由と車内での出会い、会話を心から楽しんでいる。
『先日は面白いことがあったよ。
午前3時に酔っ払って乗ってきた客が自分の家もわからずに、携帯で嫁さんに電話して、俺に渡したんだ。
俺は彼の住所を聞いて、彼に伝えたんだけど、えらくビックリしてたね。
彼はその住所を聞いても、まだ自分の家がそこにあることが信じられないみたいだったよ』
彼は続ける。
『俺はジョン・マッケンロー(テニス選手)やリアム・ギャラガー(ロック歌手)、カプリス(女優)なんかも乗せたことがあるんだ』」
サッカー(日韓戦)始まったわ。
0 件のコメント:
コメントを投稿