今日はGOアプリ配車が一度しかなかった
こんなんは初めてかも(機械がおかしかったんちゃうか)
その一度の配車
配車先のマンション下で待っていても、なかなか出てこない
【到着しましたが、お客様が見当たりません】
というメッセージを送信する(このメッセージ何気に効くやんな)
すると、やっと客らしき親子がマンションから小走りに車に向かってきた
30前後の女性(母親)と、5,6歳?のかわいい女の子(娘)
しかし母親は切れ気味
「早くしなさい!何してんの!」
切れてる親を横目に冷静な娘
「痛いねん」
「何が痛いの!早く乗りなさい!」
「こんにちは」
修羅場っぽい雰囲気を感じながら、一応あいさつする
行き先(芦屋)はアプリで既に指定されていた
「急いでください」
「・・・」
こういう要求には返事をしかねる(散々待たしといてな)
その後はまた母親のヒステリックな娘への攻撃が続く
「シートベルトしなさいよ!そんなことも出来ないの!」
「痛いねん」
「どこが痛いの!もう行くのやめよか?」
「いやや、行きたい」
どうやらダンススクールに行くためにタクシーを呼んだらしい
「行きたいって、あんたのせいでもう遅刻や、ほんまにあんたのそういうとこ大嫌いや!」
よう自分の娘に「大嫌い」とか人前で言うよな
「・・・」
「もうあんたパパのところ言ったらええやん」
「・・・」
娘さんがこの年齢(5,6歳)でもう両親は離婚してる感じ
見てたら分かるわ
「今日もその話(父親のところへ預ける話?)しててん」
「誰とそんな話したん?」
冷静な娘
「いろんな人とや!あーイラつくわ!」
最低な親や
こういうの、こっちもめちゃストレスやな
急いでくれ言われたから、ちょっとショートカットしようと思った道が一本手前で、
結果的に遠回りになった
「ほら、あんたのせいで道間違えられたやん」
娘さんのせいではない
「どうしてくれるんですか」
「早めにメーター切ります(違法やんか)」
「あー、もう5時や、遅刻や、もう(家に)帰ろか」
嫌な女や、ほんまに(お前も道間違えんなよ)
目的地に着くと、
「早くドア開けて」
それだけ言って、母親は娘を置いて足早に降りて行った
娘は荷物をゆっくり背負って、
すでに背中が見えなくなりつつある母親に、
「ママさよなら」
と小さな声で呟きながら、降りて同じ方向に歩いていった
最後の一言が耳に残った(さよならしたいんやろな)
6月4日(水) 47,360 37回
前回良かった(8万超え)と思えば、
今日はその半分ほどしか出来ず
常にアップエンダウン(Up and Down)
それがこの仕事のつらさであり、
面白さでもある
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