「なんかGOのアプリ開けたら、『ライドシェア希望しますか?』みたいなメッセージが出てくるんやけど、これ何なんですか?」
「ライドシェアですか…我々みたいなタクシードライバーでない一般の人が副業とかで、自家用車(?)使って、タクシーみたいな、こういった業務をするということなんでしょうけど(『けど』なんや?)」
「こんなメッセージ出てきたら、わたし焦っちゃって…」
「希望してみたら良いですやん」
「そうしたら、どうなるの?」
「どうもならないと思います(笑)、普通にタクシーが来るだけかと」
「よく分からへんね」
「神戸では、ライドシェア車両なんてほとんど走ってませんから、乗ったら自慢出来ますよ(笑)」
「そんなん乗りたくないわ」
「そんなら希望したらあかんのでしょうけど。わたしも今まで『ライドシェアの車に乗りました』なんて話は一度も聞いたことありません」
「なんでそんなもんが出てくるの?」
「それは、やはり少数でも走ってるからでしょうね。『ライドシェア』ってのは和製英語なのかもしれませんが、海外、アメリカなんかでは結構走ってるみたいですよ」
「そんなもん必要なん?」
「いや(笑)、利用者の方々の要望が多いということで、国会なんかでも導入議論がされてるみたいですけど。わたしの知る限り、ほとんど認知されてませんし、出張で海外なんかに行っている一部の人たちが『俺はアメリカでウーバーをよく使うんだ』という『知ったか』的な話から、日本で特に需要もないのに、政治家が動いてるというところだと思います」
「そんなんして、(ドライバーさん)儲かるんやろか」
「儲からないから、(神戸では)ないんだと思いますよ。逆に儲かるなら、ほんまにタクシーがないわけですから、我々にとっても悪い話ではないと思いますけど」
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