2019年10月31日木曜日

事前確定運賃

どうしても投稿が空いてしまうな…

このところ話題の事前確定運賃について

下は CNET Japan の記事

タクシー乗車前に運賃がわかる「事前確定運賃」、JapanTaxiやMOVなどが対応開始

国土交通省は10月25日、タクシーにおける事前確定運賃について、同日付けで認可したと発表した。
 これは、配車アプリで入力した乗降車地の地図上の走行距離と推計所要時間などを踏まえ、事前にタクシー運賃を算出するもの。10月28日以降、準備が整った地域からタクシーの事前確定運賃サービスを開始。現時点では、JapanTaxi、スマたく、MOVなどの配車アプリで利用でき、札幌、東京、横浜、長野、名古屋、大阪、京都、神戸などの27地域、約200の実施事業者(トータルで約2万車を保有)が対応を予定している。
 JapanTaxiでは、日本交通、金星自動車の合計約2200台からスタート。東京都内では、帝都自動車交通の1119台も11月より開始予定という。S.RIDEでは、国際自動車の3458台、大和自動車交通2052台が28日時点で対応する。なお、ソフトバンクと滴滴出行のジョイントベンチャーであるDiDiモビリティジャパンも、事前確定運賃について9月の会見で準備中としており、近日中に対応するとみられる。
 乗車前に運賃が確定することで、「渋滞や回り道などにより運賃が高くなるかもしれない」や「到着するまでメーターが気になる」というタクシー運賃に関する不安を解消できるほか、訪日外国人にとっても、事前に運賃を確定した上で予約できるようになるため、タクシーを利用した円滑な旅行が可能になるとしている。

そもそも何故タクシーは事前に運賃が分からないのか

というところから普段タクシーに乗らない人には理解出来ないのかもしれない。

①タクシーで通るルートは同じ出発地、行き先でも一つではないこと

交通状況や、乗車時に向いている方向、気候などによっても変わることがある

②またタクシーは時速10キロ以下になったとき距離メーターから時間メーター(東京中心部で1分25秒80円)に切り替わる

そのため信号や渋滞にかかる時間やそのタイミングによって料金が微妙に変動するのである

まずこの議論の前提として、

利用者にとっては事前に運賃が分かる方が良い

ことは明らかである

ただドライバーにとっては上の①はドライバーの技術の見せ所とも言え、この仕事の楽しさの一つである

しかし②は利用者はもちろん、ドライバーにとってもストレスになるものである

考え方によっては事前に運賃を確定することで、ドライバーは①の技術を出してより早く目的地に着くような付加価値を示すことが出来る(結局「ナビ使えよ」みたいな客は多いけどな)

何より事前確定運賃によってタクシー利用者が増えるのは間違いない

従来は技術的にそれが難しかっただけで、そのようなことが可能な時代になってきたわけである

2 件のコメント:

  1. 地方でも稀にお客様がから事前確定運賃の導入について聞かれます。
    これよりも先にタクシードライバーの待遇改善に取り組まねば、利用者が居ても対応できかねなくなります。

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    1. タクシードライバーの待遇改善については思っていたほど時間はかからないのかもしれません。
      人手不足が急速に進む中で利用者はむしろ増加していく…待遇は急速に良くなっていくはずです。
      副作用として、料金の上昇やタクシー不足で利用者にとっては不便になっていくでしょうが…

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