2016年12月31日土曜日

2016年を振り返って

今年の大きな動きは投稿でも触れたが、やはり東京での初乗り距離短縮だろう。

年明けには早くも実施に踏み切るとのことだが、川鍋会長を始め東京タクシー協会のスピード感には頭が下がる。

東京タクシー協会

サイトも分かりやすい。

この初乗り距離短縮が営収にどのように影響するかはまだ判断が難しいところだが、乗務員不足になってきている今となってはそれほど悪いことにはならないはずである。

運転手目線ではね

利用者目線では、当然タクシーが捕まりにくくなる。

「売り方」の幅が広がるわけだから、乗務員としても今後はより技術が問われてくる

優秀な運転手はより営収を上げてくるんやないかな。

全国的に見たら、東京という一部分に過ぎないが、そんなステージが出来上がってきていることにはワクワクするよね。

東京のドライバーには是非タクシーという職業イメージ、ブランドを高めてもらいたい一心である。


一方で目を背けてならないのが、高齢ドライバーによる事故

従来から目についてはいたものの、今月3日には福岡で複数の方が亡くなる大きな事故が起きてしまった。

64歳という年齢はタクシードライバーとしても、一般ドライバーとしてもこの時代決して「高齢」とは言えないところで考えさせられるが。

こんな記事もあった

これも大きなショックである(なんかフォント大きいぞ)

勘違いしてはならないのは、

高齢だからと言って危ないということはない

長年ハンドルを握ってきた多くのベテランドライバーは卓越した技術を持っている


それを踏まえた上で、

やはり若手のリクルートの重要さを切に感じるところである


今年も1年お疲れさまでした

無事故で1年を終えた多くのドライバーが世界中でうまい酒を飲んでいることやろう


また来年もタクシーにとって良い年でありますように



2 件のコメント:

  1. >東京のドライバーには是非タクシーという職業イメージ、ブランドを高めてもらいたい一心である。
    本当に、この業界の方を未だに”雲助”イメージで言われる人が多い。
    これを変えて行かないと若手が陸続と入っては来ません。

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    1. 今大きな転換期にある実感はあります。
      間違いないことは、ここから10年でタクシードライバーが急激に減ることです。

      その時代にどのような解決策を提案出来るか。
      我々の力が問われているのかもしれません。

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