2026年6月14日日曜日

接待の場で

 タクシーに乗っていると、接待の場に出くわすことも多い

先日新在家近くの、ある料理屋に配車があり、

2台口

俺の方には接待側の若手の社員(後の会話で25歳とのこと)と

接待されている側の年配の社員2名が乗った

若手が助手席に座り、

接待される側が後部座席に座った

正しい配置である(何者やねん)

「どちらに行かれますか」

すると後部座席の客が、

「最終は元町に行ってほしいんですけど…××さん、逆方向ですよね」

助手席の若手に振る

「いえ…そうですけど、良いですよ、元町まで行きます」

そこで俺も少し割って入る

「いや、新在家か、六甲道あたり寄って行きますよ」

「いいです。運転手さん、元町行ってください」

「わかりました」

その後、若手は身体を半身にして、後部の客と話をしている

よくよく聞いていると、

若手が接待側とはいえ、

若手の会社は神戸にある大企業で、

後部座席の乗客は福井の中小企業

営業上の力関係はどちらかと言えば、

どちらかと言わなくても(なんやねん)、

若手の方が強いようである

そういうことが見えるから、ドライバーは面白い

「××さん(若手の会社)から要望がございましたら、(うちは)なんでもしますから」

みたいな感じである

若手相手なのを良いことに後部の客はいろいろと詮索したりする

「××さん(接待側の女性社員らしい)は優秀ですよね」

「はい、入社以来わたしもいろいろと教えて頂いて、お世話になってます」

「おいくつくらいなんですか?(これ聞くかー)」

「××さんは、もううちで長いですよ。中途で入って10年くらいと聞いてますが…(言ってまうかー)」

これで少なくとも30代半ば以上と分かってしまった

「そうなんですね…キャリア積まれてる感ありますもんね(それ褒めてんのか)、中途なんですね」

「そうなんですよ。うち中途採用がメインで、実は今の部署で新卒は僕だけなんですよ」

へー、あの規模の会社でも中途メインなんや…時代やなぁ

「そうなんですか。確かに大事にされてるのがわかります(そら、若手に気使わんかったら、すぐパワハラ言われて、辞めてまうやん)

幹部候補生なんでしょうね」

「はい」

否定しろー!

日本文化はそこで、「そんなことありません」言うねん!

これも時代なんやろなぁ

そんなこんなで後部の客を元町のホテルで降ろして、

「それじゃぁ元町の駅まで」

「どちらに帰られるんですか?」

「(阪神)武庫川の駅の近くなんですけど」

「そんなら、そんなに変わらないし、三宮に行きましょか」

「良いですか。それでお願いします」

さわやかな笑顔で、

好印象である(お前に好印象与えても仕方ないけどな)

「それにしても、お客さんに付いて反対方面まで来て、えらいな」

「そうですか」

「俺一応中小企業診断士の資格も持ってるんやけど、営業の鏡やね。あーいうのは、必ずお客さんにも響くよ」

「ありがとうございます」

「仕事楽しいやろ(ため口か)」

「はい」

「わかるわ、楽しんでやってたら、必ず相手にも伝わるし、そういう担当から物を買いたいとか、商品を納めたいとか思う」

「ありがとうございます!」

若者は満面の笑みで答えた

「がんばってな」

「ありがとうございます!」

三宮に誘導したのは、俺がこの後東方面に戻りたかったからであるが、

彼は若い時に会ったこのイケメンドライバーを一生忘れないだろう


6月9日(火) 64,000 23回

この日は日中観光貸切で六甲山まわり、



25000円口がありながらも、

夜は仕事なく…撃沈


6月12日(金) 63,270 38回

この日の乗務前の朝からワールドカップが始まって(メキシコ対南アフリカ)

少し見てしまったが…

その後は地獄やったな

昼間から眠くて眠くて、午前中から仮眠

午後にも仮眠

夜にも仮眠

それだけ寝ても、さらに深夜1時過ぎに道端に停めて寝落ちてしまい

気づいたら1時間後…

さすがにこれでは売上できないわ(15日も日本戦見るんやろ)




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