タクシーに乗っていると、接待の場に出くわすことも多い
先日新在家近くの、ある料理屋に配車があり、
2台口
俺の方には接待側の若手の社員(後の会話で25歳とのこと)と
接待されている側の年配の社員2名が乗った
若手が助手席に座り、
接待される側が後部座席に座った
正しい配置である(何者やねん)
「どちらに行かれますか」
すると後部座席の客が、
「最終は元町に行ってほしいんですけど…××さん、逆方向ですよね」
助手席の若手に振る
「いえ…そうですけど、良いですよ、元町まで行きます」
そこで俺も少し割って入る
「いや、新在家か、六甲道あたり寄って行きますよ」
「いいです。運転手さん、元町行ってください」
「わかりました」
その後、若手は身体を半身にして、後部の客と話をしている
よくよく聞いていると、
若手が接待側とはいえ、
若手の会社は神戸にある大企業で、
後部座席の乗客は福井の中小企業
営業上の力関係はどちらかと言えば、
どちらかと言わなくても(なんやねん)、
若手の方が強いようである
そういうことが見えるから、ドライバーは面白い
「××さん(若手の会社)から要望がございましたら、(うちは)なんでもしますから」
みたいな感じである
若手相手なのを良いことに後部の客はいろいろと詮索したりする
「××さん(接待側の女性社員らしい)は優秀ですよね」
「はい、入社以来わたしもいろいろと教えて頂いて、お世話になってます」
「おいくつくらいなんですか?(これ聞くかー)」
「××さんは、もううちで長いですよ。中途で入って10年くらいと聞いてますが…(言ってまうかー)」
これで少なくとも30代半ば以上と分かってしまった
「そうなんですね…キャリア積まれてる感ありますもんね(それ褒めてんのか)、中途なんですね」
「そうなんですよ。うち中途採用がメインで、実は今の部署で新卒は僕だけなんですよ」
へー、あの規模の会社でも中途メインなんや…時代やなぁ
「そうなんですか。確かに大事にされてるのがわかります(そら、若手に気使わんかったら、すぐパワハラ言われて、辞めてまうやん)
幹部候補生なんでしょうね」
「はい」
否定しろー!
日本文化はそこで、「そんなことありません」言うねん!
これも時代なんやろなぁ
そんなこんなで後部の客を元町のホテルで降ろして、
「それじゃぁ元町の駅まで」
「どちらに帰られるんですか?」
「(阪神)武庫川の駅の近くなんですけど」
「そんなら、そんなに変わらないし、三宮に行きましょか」
「良いですか。それでお願いします」
さわやかな笑顔で、
好印象である(お前に好印象与えても仕方ないけどな)
「それにしても、お客さんに付いて反対方面まで来て、えらいな」
「そうですか」
「俺一応中小企業診断士の資格も持ってるんやけど、営業の鏡やね。あーいうのは、必ずお客さんにも響くよ」
「ありがとうございます」
「仕事楽しいやろ(ため口か)」
「はい」
「わかるわ、楽しんでやってたら、必ず相手にも伝わるし、そういう担当から物を買いたいとか、商品を納めたいとか思う」
「ありがとうございます!」
若者は満面の笑みで答えた
「がんばってな」
「ありがとうございます!」
三宮に誘導したのは、俺がこの後東方面に戻りたかったからであるが、
彼は若い時に会ったこのイケメンドライバーを一生忘れないだろう
6月9日(火) 64,000 23回
この日は日中観光貸切で六甲山まわり、
25000円口がありながらも、
夜は仕事なく…撃沈
6月12日(金) 63,270 38回
この日の乗務前の朝からワールドカップが始まって(メキシコ対南アフリカ)
少し見てしまったが…
その後は地獄やったな
昼間から眠くて眠くて、午前中から仮眠
午後にも仮眠
夜にも仮眠
それだけ寝ても、さらに深夜1時過ぎに道端に停めて寝落ちてしまい
気づいたら1時間後…
さすがにこれでは売上できないわ(15日も日本戦見るんやろ)


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