乗客(以下「客」):「タクシーGOってどうなんですか?」
ドライバー(以下「ド」):「どうなんですかって…?」
客:「いや、最近みんなGO、GOって、『ジャパン(タクシー)』とか、『ゴー』とか」
ド:「郷ひろみ…みたいですね」
客:「わたしGOアプリ、使ったことないんですよ」
ド:「なんでですか?」
客:「いや、なんか怖くて」
ド:「何が怖いんですか?」
客:「あんなんで本当にタクシー来るのかなって」
ド:「アプリは入れたんですか」
客:「はい」
ド:「試しに使ってみたらどうなんですか?(一度呼んだら、はまるタイプやな)」
客:「でも友達に聞いたら、GOで呼んでみたけどなかなか捕まらなくて、結局電話で呼んだ方が早かったって」
ド:「それは電話で呼んでみないと、(どっちが早いかは)分からないじゃないですか」
客:「そうですかね」
ド:「アプリで呼んでタクシーが来ないってことは、近くに空車がない、または駅や乗り場に乗客が待っている状況で、アプリ配車を取るメリットがないという時間帯やエリアということだと思うんですよ。そんなときは結局電話で呼んでも捕まらないのかなと」
客:「メリットがないって、運転手さんが客を選んでるってことですか?」
ド:「鋭い質問ですね…でも、答えは『イエス』と言わないといけないでしょう。そういう時代になってます」
客:「選ばれるには、どうしたら良いんですかね」
ド:「またまた鋭い質問ですね。単純にある程度の距離乗られる(3千円以上など)のなら行き先を登録するとか、大きな道の停まりやすい場所まで出て、ドライバーの分かりやすいところを乗車地として指定することかな。稼ぐドライバーは効率を考えますから」
客:「別に『稼ぐドライバー』に来てもらわなくても良いときは?」
ド:「稼がないドライバーはそもそもGO配車取らないでしょう(笑)。年配の方とか、そういうの苦手ですから」
客:「そうなんですね。運転手さんは(若く見えるけど)GOとか取らないんですか?」
ド:「いやGOは付けてないんですよ」
客:「なんでですか?」
ド:「いや、なんか怖くて(配車手数料が)」